どうしたら英語を習得できるかなんてとっくに答えは出てるんだ

Can you speak English well?
早く英語チョットデキルになりたいのですがなかなか機運がやって来ません。僕だけじゃなくて多くの日本人はそう思っていると思います。ちなみにチョットデキルはこちらをご参照ください。

嗚呼、なぜ僕はGeorgeなんていう名前を授けられながら丈治だったのでしょう。母語である日本語はチョットデキルくらいには使っているのですが、Englishはもう赤子同様レベルですよ。中1から習ってきたはずなのに!!おかしいですよね。そんな私でも最近は英語圏のスタッフや知り合いが増え、メールでやり取りなんかはするのですが、DeepLやGoogle翻訳先生たちのおかげで全くスキルが上がりません。コミュニケーションは取れるから別に構わないっちゃ構わないのですが、歯がゆい場面に遭遇する数が増えてきました。つらいですね。

生粋な日本人の僕ですが、この三年位で習得した言語があります。

言語と言っても自然言語ではなくプログラミング言語なんですけど。ApexっていうSalesforce上で動かす奴です。古くは大学生の時にC言語をやりましたが、あのときはポインタで躓いてそのままお蔵入りしました。

どうやればいいかはわかってる

C言語のあとはRやらPHPやらRoRやら、色々と食い散らかしました。単発な目的の為に、ちょっとしたスクリプトを書くという事をしていたんですけど、それができたらもう暫く触らないみたいな感じでやっていたので全く身につかなかったんですよね。

所が、2014年にSalesforceを導入したことで環境が変わります。最初はインプリベンダーにお願いしてプログラムを書いてもらっていたのですが、それの修正を自分でやり始めたことで世界が世界が変わったのです。

毎日使う環境を自分の手で改善していくというルーチンが生まれた事によって、継続的に言語と向き合うことになりました。納品してもらったソースを意味もわからずに読んでいたのですが、これも何度か読んでいるとわかるようになってくるんですよね。不思議と。

次にやったのはそのコードを応用してちょっと違う何かを作るみたいなことでした。ここをこうするとこうなるのか、ってそういう感じのことを試しまくります。それで自分ができる最高の出力を得るということを繰り返しました。

だんだん慣れてくると、こんな処理をする場合はこうやって書くみたいな感じのお作法が身につきます。しかしそれを続けていると、処理制限に引っかかって初心者アプローチではクリアができなかったりするんですよね。そこで新しい表現を取り入れていくことになります。

英語に置き換えるとどうなるか

ちょっとずつでもいいけど、定期的に触れるようにする必要があります。自然言語の場合はプログラムと違って無限に試行ができないし、会話の相手が必要になる所が完全なボトルネックです。英語の先生chat botみたいなものがもう世の中にありそうな気がしますが、そういうものがあれば似たような体験はできるかもしれません。

ベンダーに作ってもらったソースを試してみるというのは、教科書がいくらでもありますから、そこに書かれたことをまずはコピペして使ってみるということに等価です。どうアプローチすれば、相手から何が返ってくるのかということがわかってくるとだいぶレベルが上がるでしょう。ただ、自然言語は文脈や人間関係みたいなものが大きく関わります。答えが一つではない所は面白さとして捉える必要がありますね。

初心者の域を超えるための苦労については、表現力が上がらなかったり、誰にでも同じアプローチで話してしまって自分が面白くないという状況に似ているかもしれません。どんな話をしてやろうかってワクワクできる人であればそのあたりを超えていける気がします。僕はあんまりしゃべるタイプではないのでこの辺は苦労しそう。

結局やるのかやらんのか

わかっててもやるかどうかはまた別の話なんですよ。僕の場合は英語を習得することでネットワーク拡張可能性がめちゃくちゃ上がりますし、コロナ禍でウェビナー需要が高まった昨今、日本にいながらにして海外の顧客にアプローチなんてことが臆することなくできたら最高じゃないかって思う訳です。

いやそりゃそうなんだけど、目の前にある仕事も割と大きく面白いものだったりするんですよ。その辺でなかなかモチベーションが上がらない。

日々の仕事の中に英語を取り込むことは、弊社環境的には可能です。SG/MYメンバーの仕事に参加していけばそれでなんとかやれてしまうからです。日本側にも何故か英語を使いこなせる人が結構いるし。俺も学生の間にやっつけておくべきだったなと痛烈に後悔はしています。

英語を習得する方法は

・毎日使う
・試行錯誤できる
・アウトプットが明確にわかる
・良いコピペ元を持っている
・英語を使ったツールを、社員が更に使ってくれる

みたいな環境を用意しなくちゃならないみたいだ。

そういう練習にいくらでも使えるようなchat botを作るみたいなプライベートプロジェクトを始めようかなあ。僕のレベルが上っていくとchat botのレベルが上っていって、ある程度上がったらそれを外部向けのサービスとして展開するみたいな感じで。

嗚呼、これだわ。僕が英語を習得する可能性があるとしたらこれしかない。そんな気がした。


noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。