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VisionPro使ってみた!最先端の体験とおすすめアプリ紹介
こんにちは!GeekOut株式会社のすしパです。
日本では2024年6月28日に発売予定のApple VisionProですが、少し前に私たちのオフィスにもやって来ました。
今回は、日本発売を前にして、実際に使ってみた感想やおすすめのアプリを紹介します!
※この記事は2024年6月14日の情報を元に記述しています。
VisionProとは
VisionProは、Appleが開発した最先端の空間コンピューティングヘッドセットで、2023年に初めて発表されました。2024年2月に米国で発売が開始され、日本では2024年6月28日に発売予定です。
今回は、使ってみた感想にフォーカスするため、詳しい機能やスペックについては割愛します!
実際に使ってみた
セットアップ
まずはVisionProのセットアップ!以下の手順で行いました。
デバイスの起動: VisionProを頭に装着し、電源を入れます。
初期設定: デバイスの初期設定を行い、視線追跡やハンドジェスチャーのキャリブレーションを行います。注意点として、セットアップ時にはアメリカのApple IDが必要です。(※2024年6月14日現在)
入れたー!!
![](https://assets.st-note.com/img/1718352445917-RxN7VDg4Ck.png?width=800)
真ん中らへんに背景調整と音量のUIが表示されているとおり、VisionProのカメラから出力された視界です!
Quest3と比較してもかなり画質いいです。
頭を動かすと、若干視界が反映されるまでのラグを感じますが、ほぼ感じないです。全然歩けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1718352452425-WjRL8O0oT4.png?width=800)
最初はリアル空間が見えていますが、空間の背景を変えてみましょう。
背景はONにする範囲を設定できます。↑のように正面の一部分だけ設定したり
![](https://assets.st-note.com/img/1718352463271-R2SVL634lB.png?width=800)
360度没入にしたりできます!
めっちゃシームレスにVR空間にはいれた!すごい!
背景はデフォルトでいくつかのパターンが入っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718352466670-EsSkq3uojK.png?width=800)
もちろんVR空間でもアプリのウィンドウを開いて操作できます。
アンビエントBGMが流れていて、自然を感じますね。作業が捗りそうです。
感想
グラフィックめっちゃ超高画質!!!!!
表示させるオブジェクトによっては本物と区別がつかないほど鮮明に見えました。
また、想像以上に視線を使った操作が快適で、目でカーソルを合わせて人差し指と親指をくっつけるジェスチャーもすぐに慣れました。
ジェスチャーは手を下ろした状態でも判定されるので、リラックスした体勢でVisionProを楽しむことができました。
一方で、普通にちょっと重くて頭がしんどいという残念なポイントもありました。また、カメラ越しに見えるリアル空間の見た目は想像していたよりやや低画質でした。それでもQuest3に比べると遥かに高画質!
それでも、間違いなく未来を感じるデバイスでした!
今までのXRデバイスとの違い
筆者は日頃からQuestを被ってVR空間で過ごすことがあるのですが、他VRデバイスと下記のような違いを感じました。
①超解像度ディスプレイ
![](https://assets.st-note.com/img/1718351815428-hQUwMezOw8.png?width=800)
②仮想空間と現実をシームレス化
今までもMR使用できるデバイスがありましたが発展途上感が強く、仮想空間と現実を行き来して作業、というのはストレスがあり難しかったです。VisionProではそれがノンストレスで、シームレスに行き来できるので最高です。
③先進的なセンサーとユーザーインターフェース
VisionProではアイトラッキング、ジェスチャー操作が主な操作方法です。
従来のXRデバイスではコントローラーを利用することが一般的で、アイトラッキング、ジェスチャー操作ができるものもありましたが、精度があまり高くなく、ストレスなく使用することは難しかったです。
おすすめの無料アプリ
使ってみて楽しかったおすすめアプリをいくつか紹介します。
Explore POV
大自然や観光地の動画を没入して体験できるアプリ。映像がかなーりリアルで現実と区別がつかないかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1718354002004-EGb96qpse2.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718354016045-tkzH3PkXzh.png?width=800)
これは雪山を歩く映像です。
実際に見えるのは前方の180~200度くらいで、360度ではありませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1718354027477-X80E4zSTUL.png?width=800)
自分の手を投影できるので、没入感すごいです!
この画像だと背景と手の抜きがずれていますが、実際に体験しているとそれほど目立ちませんでした。めっちゃ動体視力が良いと気になるかも。
Beautiful Things: 3D Palette
美しい3Dオブジェクトを空間に配置することができるアプリです。
複合現実だ~~という気分になれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1718354039338-gE9VnI1w5w.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718354051124-829o3iyEfU.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718354066984-LVL8k1IXsI.png?width=800)
Lungy: Immersive Music Spaces
リラックス×インタラクション
空間に仮想楽器を出現させ、呼吸を整えながら触れてリラックスできるアプリ。
ふわふわしていて心地が良いです
![](https://assets.st-note.com/img/1718354141308-TmbDSH5fTf.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718354149983-ICvWZEen0R.png?width=800)
Lens - Browser for Vision
VisionPro専用のブラウザで、YoutubeやXを見るのに最適。Safariで見るより使いやすい!
Map
意外なおすすめとして、Mapアプリ。デフォルトで入ってます。
大画面でストリートビューを見るのは楽しくて、進む場所も視線で操作できるので、街中を冒険している気分になります!
他にも沢山紹介したいアプリがあるのですが、無限に書いちゃいそうなのでまた今度にします!!!
VisionProとRobloxの関連性
現状では、VisionProにRobloxアプリをインストールすることはできません。
RobloxはすでにOculus QuestやPlayStation VRで利用可能ですが、VisionProにはまだ対応していません。
しかし、Robloxの2023年Q4決算発表では、新しいVRプラットフォームへの拡大についても議論されていました。CEOも、将来的にRobloxをVisionProに対応させる意向を示しています。
今後の展開に期待が高まりますね!
まとめ
VisionProは、複合現実とデジタルコンテンツを融合させることで、新しい体験を提供する強力なツールです。実際に使ってみて、その高性能と使いやすさに驚きました!
現時点ではゲーム開発に直接使うことはできませんが、作業スペースとしては十分なスペックでした!住めます!
VisionProは他にも沢山の機能があるので、これからも試してみます!
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