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小学生のスマホデビュー。ヨチヨチ一人歩きの息子をGPSで追跡

本日20時、Yusuraはイライラしていました。

サッカー少年がまだ帰ってこない!
いつまでサッカーしてるのよ。ていうかどうしてバスに乗り遅れてるのよ。

でも、イライラで済んでいるのは
彼のスマホのGPSで居場所が分かるから。
遅いながらも帰宅中なのが分かるから。

小学生になる前、
ゼタ(是太郎。息子)は一人で外出したことがありませんでした。

小1の時も、一人歩きは登下校のみ。習い事は送迎つき。

小2になってゼタの行動範囲が急に広がりました。
とにかく放課後に友達と遊びに行く約束をしてくる。
ゼタ自身のネットワーキングも大切。親はそこについていくことはできない。
どうする。

親が心配のあまり一人歩き解禁のタイミングがわからなくなってたところに、
子供側からその時が来たことを知らされた感じです。

じゃあ、一人でお出かけ、お願いします。

初めて一人で出かけて行った日。行き先は塾。
固唾を飲んでゼタのGPSの位置を確認。
更新。更新。更新ボタンを連打。

塾の2つ先の通りの家具屋にいる。ずっといる。
なんでよ。

しかも入室時の「ピッ」をしくじったのか、本当に入室してないのか、
入室連絡メールも飛んでこない。
こみ上げる恐怖。。。

塾に電話をする前に、まずは夫に訴える。
夫:「GPSの精度が低いんだよ〜」
そんなGPS持たせないでよ。気休めか。

結局、ゼタが帰ってくるまで我慢して待ちました。
ゼタはちゃんと塾に行っていました。
この日はYusuraにとっての通過儀礼となりました。

家具屋に行きがちなGPSは解約して、8歳でスマホを持たせました。
高くなるので先送りにしてたけど、息子の安全と自分の心の安寧を買う。


小学生のスマホ事情。
イマドキの小学生はどれくらい自分のスマホ持ってるの?

内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」。
毎年11月頃に調査して、翌年の2月頃に結果速報が発表されてる。
来月あたり2021年度版の速報が出そう。
今日は、現時点で最新の令和2年(2020年)度版を参照します。

ここからはYusuraによるざっくり計算。
小学生は青少年と低年齢層に分かれてるからnがややこしいわ。
細かい数字は合わないけど、便宜的に7−12歳の数字を小学生として使お。

小学生全体に対して、
「インターネットを使っている人:90%」
「かつ、スマホを使う人:40%」

ふむ。
さらに、そのスマホが親のモノである場合を除外。

「かつ、自分専用のスマホである人:15%」
ふーん。
(ざっくり計算ここまで)

調査結果によると、
自分占有のスマホをもつ割合は11歳から12歳にかけて跳ね上がります。
中学入学をきっかけにすることが多いのかな。

(出典)
「令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」内閣府,(https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/tyousa/r02/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf)(アクセス日:2022/1/13)

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