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変わらざるを得ないTV番組

素人目線で偉そうにと言われて反論はできないが、TV番組の今の感想を綴りたい。 番組構成上時間が足りているのか足りていないのか、或いは出演者によって編集が変わるのか。以前にも書いた番組の編集でダイジェストを多用する番組が減ることなく闊歩してらっしゃる昨今。もしもの時の為の、というよりは特番用に未公開映像を撮り溜めているようにしか思えないと疑うバラエティ番組の面白さを削ぐ編集。ピークを先に見せることで視聴者を繋ごうと思っているのか、若年層にはそれがうけるのか、筆者にとっては謎で

    • 番組構成や編集のまずさ

      スマホで様々な情報を得ようと1日の中で小さな画面を見続ける時間は一昔前に比べると圧倒的に増加していった2010年代。2020年になりもう年末と言ってもいい時期だがテレビを眺める時間は若年層にとっては特別なものでは全くない時代にある。 視聴率が番組の質に関わることは今に始まったことではない。だがしかし視聴率を稼ごうと、最近のバラエティ番組の内容に看過できない事象が流行ってしまっている。番組予告の質が、過去のものと比べ酷い仕上がりになっている。この時間に放送する、といった内容の

      • 移り変わるそれぞれの時代の大御所(2)

        数多ある舞台や流行りを去る者追う者、流れる時節に付いていく立場の者、先頭に立ち時代を作り続けている者か、或いは押され続けた時代錯誤の先駆者なのか、バラエティに必要とされる人材が果たして視聴者に求められている人そのものなのか。 テレビの笑いを第一線で活躍し続ける明石家さんま氏が先日ラジオにて悲しくもテレビの笑いの未来を「面白いもんみられへんぞ」と危惧し発言した。一部視聴者からの過剰と言ってしまえるクレームを番組スポンサーが懼れからクレームの来ない番組作りを進めていく結果そうな

        • 移り変わるそれぞれの時代の大御所

          令和になりコロナ禍というどんな世界においても特殊な時代となってしまったこの数か月。様々な職種での淘汰が始まり、より洗練された者が各業種で生き残るであろう厳しい世の流れに、残るために抗うのか或いは残ってくれと懇願されているのか立ち位置が変わることなく日々メディアに出演している芸人がいる。 世代交代は勿論あって然るべき。過去をたどればテレビ欄を占拠していたといっても過言ではないコント55号萩本欽一氏が日本の笑いを動かし始めた時、その前の世代、故ハナ肇氏やクレイジーキャッツの面々

        変わらざるを得ないTV番組

          うけない芸人によくみる間違った対応

          多種多様な芸人が現れては消えゆく昨今の芸能界。生き残るにはかなりの体力と気力が必要であろうが、日々新しい笑いが求められている。 ただのお笑い好きのおっさんが偉そうに意見してお笑い芸人の方々には申し訳ないのだが、ひとえにお笑い界の発展のため。お怒りかもしれないがここはグッと堪えて聞いてほしい。 じゃあ面白いこと言えや、と言われてもせこい理由付けであれだが素人目線なのでそれはたぶん無理だが、何がうけなかった理由か、どこで間違って変な空気になったのかは分析して言うことはできるの

          うけない芸人によくみる間違った対応

          大物司会者との共演時における注意点(2)

          昨日書いた内容と、フジテレビ「ホンマでっか!TV」冒頭で明石家さんま氏本人が「俺は優しい」と自分で言っていたことが重なったことに、ああ考察が間違っていなかったと確認できたことにまず喜びとどこに向けていいかわからないが感謝を報告したい。 そしてお笑いコンビEXITの兼近が同じくさんま氏を「優しい」とすでに理解したうえで、EXITのお二人がその盤上で自身と司会者との間に築かれた関係性を番組進行に大きく貢献していく姿勢は今後の芸人として彼らがさらなる成功を手にするための大きな信頼

          大物司会者との共演時における注意点(2)

          大物司会者との共演時における注意点

          コロナ禍で各業界が大打撃を受ける中、「安定的」と言うには恐れ多いが、ゴールデンと言われる時間帯のテレビ番組が大物司会者を交代させることは稀である。 かつてのお笑い第2世代の番組を第3世代が凌駕する荒れた時代のような争いを現状の第7世代と言われる若手中心の芸人たちや彼らを扱うスタッフ勢が同じ道を歩むことは今後あるかどうか。時勢的にも革命を起こすような番組を今の安定した番組を終わらせてまで始める勇気やスポンサーも難しい。多くの地上波番組を中心に出演し続ける芸人たちが「共存」する

          大物司会者との共演時における注意点