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一番重要なパーツはラインローラーです。

こんにちはgearshopです。
純正リールの整備でドライバー1本で出来るのに・・・。意外と触る人が少ないパーツは、ラインローラーです。

ラインローラーってどこにあるの?

ラインローラー

ラインローラーは、スピニングリールのハンドルを巻くと、回転する部分であるベールの根元についている回転式のパーツです。リーリングをしながらラインを巻き取る際に必要となるパーツです。

この小さくて、地味なパーツがめちゃくちゃ重要なパーツなんです!

ラインローラーが重要な理由

①巻き取りの際に唯一ラインが触れている部分である事。
②回転しながらテンションをかける事で、糸フケを改善
③糸よれを直したり、付けたりする。(メーカーや機種による)

ラインローラーは、地味なので忘れがちですが…。ラインが触れる重要なパーツです。ライントラブルが多いスピニングリールの整備を頼まれたりする時に、とても多いのが、ラインローラーが回っていないケースです。

ラインローラーが回転していないと、摩擦抵抗を受けながら、ラインを金属にこすりながらスプールに巻く事になります。特にラインテンションをかけないよううな釣りの際には、一定のテンションをラインにかけながら巻く事ができず、フワフワとヨレた状態で巻き取ってしまいます。これがいわゆるピョン吉(スプールからヨレたラインがぴょんと飛び出す事)の原因です。

ラインローラによって影響を受けるもの

ラインローラーの機能不良により大きく影響を受けるのは、以下のものがあります。

・ライントラブル
・リールの感度
・ドラグ性能
・キャスティングの飛距離

ラインローラーは、ライントラブルの軽減や、リールの感度、そしてキャストの飛距離やドラグ性能まで関与するめちゃくちゃ重要なパーツです。

初めて交換して使用した時には、正直びっくりしたのを今でも覚えています。正直ただのドレスアップパーツだろうと思っていたので、「こんなに違うの?」と衝撃でした。実際、1度使うと違いのわかるエキスパートアングラーの方々は、全部のスピニングリールのラインローラーを交換しているのをよく見かけます。

とっても大事なパーツですので、もちろんものすごく繊細です。溝の位置や角度、ホールの数まで変わってくると逆にトラブルの原因になります。
回転性のをつけるためにボールベアリングを入れるチューニングがありますが、ラインローラーとベアリングのバランス、ラインローラーそのものの性能、ベアリングの性能全てのトータルパフォーマンスで成り立っています。

リールのカスタムパーツを始める場合は、ぜひここを入り口にしてもらうと面白いカスタムリールの世界がのぞけると思います。

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