"自分の頭で考えられるようになる"トータルクラブセッティングの方法
ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアン、ウェッジ、パターと様々な種類のクラブがあるので組み合わせ方は何千通りもあります。
しかし、それゆえに普通のアマチュアが1からクラブセッティングを考えるのは大変です。何か指標となる方法論があれば良いでしょうが、中々見つかりません。そこでこれまで3千人以上のフィッティングをしてきた私が、"自分の頭で考えられるようになる"ことを最大のテーマにしてクラブセッティングの方法論を書くことにしました。
なぜ、クラブセッティングの出し方ではなく、その思考方法自体をテーマにしたか。それは、自分がしたいプレースタイルは日々変わっていくからです。よくある相談として飛距離アップに成功した人がクラブセッティングが分からなくなるというもの。これに対して毎回説明しているようでは私の体は何個あっても足りません。
さらに、これは私自身の体験なのですが、"人が組んだセッティングは調子が悪い時に気に食わない"ということが多々あります。自分で考えたセッティングだからこそ言い訳出来ないからこそ、自身のスキルアップにも近づくのではないでしょうか。
海外のプロゴルファーは比較的ツアーレップ(メーカーの担当フィッター・メーカーのツアー帯同スタッフ)に任せきりという人が多いです。私の尊敬するイタリア人選手、フランチェスコ・モリナリ選手も「自分はプレーが専門、道具は詳しい人に任せている」と言っていますから、そういう意見があることは重々承知しております。しかし、彼らはプロであり、それで生計を立てているわけですから、私たちとは違います。
今後私がいつ死んでも良いように、汎用性の高い情報だけをまとめたものになっています。一生使える知識を学んで、自分でクラブセッティングを考える脳みそを育てましょう。
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