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何故フィリピンで学校に戻れない子が多いか?

ここの部分はいつも不思議でした。
正直公立の場合授業料はただ、そして必要な教科書も学校支給ということで
何故では戻れないのか?

不思議でなりません。学校行けよって逆に思ってましたが・・・・

前述ではあります

○学校までの交通費が無い

これは問題だと思っています。現在フィリピンでは誘拐が多発しており、学校まで親がついていくことが多いらしいです。
プラス、トライシクルで送って行くにしても往復で50ペソ以上はかかる。
現在Face to Faceのクラスはまだ完全では無いものの、週3回、月12回は学校に通うとなると、600ペソが月額必要になります。
ただ、近くに住めば歩いていける・・・はず。

○プロジェクトの為のお金が無い

これも結局お金です、日本でいう所の課外学習とかそんな感じのアクティビティに対してお金が無い・・・
ただ、これは最悪自由参加のようですし、まぁ無いなら仕方ない的な話でもありました。

○教材を買う金が無い

結局お金なんですが・・・(T . T)
やはり教材を買う金が無い。。。

ただ、ここだけは、おかしい部分もあります。5年生ぐらいから、何故かボールペンが必須になっていきます。そして修正液、修正テープも必要になります。
そもそも、鉛筆、消しゴムの方が修正ができるのに、何故かボールペン必須です。仕組み的におかしい。

多分ですが、こういう???なことが多いので、やはり通わない・通えない子供が多いのかなって思ってます。

総合的に考えると。やはりお金にまつわる事例が多いです。これは当たり前ただ、ボールペンや修正テープ、修正液とノートでなんとか通える事を考えると、毎度毎度、親戚中で集まって、飲んだくれて、誰かの誕生日だといえば借金で見栄を張る家族も多いです。
最近はGcash等をはじめとするアプリで貯金もできるし投資もできる。
銀行口座を持たなくても貯金はできます。

こういうリテラシーが復旧しない理由も探って行きたいですが、まだまだ時間はかかるのかもしれません。

だからと行って子供はどんどん大きくなります。
コロナで空白となったこの期間(世界最長のロックダウンを経験した子供)は今後どうなっていくのでしょうか?

そこに対してなんとかアプローチできないかなと。


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