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確かに可能性はあるけど。。の話

世界は双極な意見でできている。

私が運営するYouTubeチャンネルでも、時には対立する意見が飛び交うことがあります。たとえば、動画でルアーを紹介すると

「そのフックは錆びやすいので使えない」

というコメントをよく目にします。世の中には錆を極端に嫌う人がいるので。。それに対して、

「オールステンレスでできた錆びにくい釣り針がある」

というアンサー動画を作ると、今度は違う人から

「錆びないと魚がかかって糸が切れてしまった場合、魚の口の中にいつまでもとどまり魚が可哀想だし、錆びずに海に留まると海水浴に来た子供の足に刺さる可能性も否定できない」

というなんとも頭を抱えたくなるような否定的な意見が返ってくることが。。実際にありました。

このような場合、私はYouTube運営に疲れてしまい、次の動画を上げる気力が失せてしまいます。

本当に奇跡的な可能性を摘み上げて、正論をかざし、その動画そのものを否定しようとするものだからです。そういう拾われ方をするとなんの発信もできません。

例えば、車好きな人たちがクルマの良さを語り合っている場で、

「車は人をひき殺す凶器になる可能性があるよね。」

という冷や水をかけるような行為に似ています。たしかに可能性はゼロではない。そのわずかなチリを拾い上げて、騒ぎ立てている人たちに対してなんというか。。吐き気がしてくるのです。

もちろん、人間の行動は趣味であれ、仕事であれ、大なり小なり地球環境、ひいては人間を含む生物全体を傷つける可能性があることは事実です。しかし、それを理由にすべての行動を停止するのは

「CO2削減のために呼吸を止める」

ようなことだと思います。

「ゴミを捨てない」的なモラルとして当たり前の話の一歩内側の話として。。申し訳ないが僕は地球環境を傷つける可能性を理解した上で趣味である釣りを楽しみたいと思います。

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