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中国留学特集#1 「中国留学の魅力」編

こんにちは!GCSの佐々木です。
今日から3回にわたり、「中国留学サポートユニット」さんへのインタビュー記事をお送りします。

「中国留学サポートユニット」さんは、東北大学から中国に留学経験のある学生で構成された団体で、現在は東北大学から中国に留学したいと考えている学生への支援活動をしています。具体的には、留学先のシラバスや授業内容などを学生に提供しています。

そして今回は、4名の方にお話を聞きました。

中国Aさん:法学研究科、復旦大学(上海)、国際関係学

中国Bさん:工学研究科、清華大学(北京)、機械工学

中国Cさん:文学部、浙江大学(杭州)、語学留学

中国Dさん:法学部、清華大学、国際関係学


皆さんには”中国留学って何がいいの?”、”中国語できないけど留学できる?”など中国留学に興味がある方が持ちそうな質問に答えていただきました!
今回は第1弾として中国留学の魅力についてのインタビューをお送りします。


GCS:初めまして!今回は第1弾として中国留学の魅力についてお話を聞きたいと思います。よろしくお願いします!早速ですが、中国に留学してよかったと思うことはなんですか?

中国A:どのような環境にも適応できる能力が自然に身につくと思います!

GCS:というと?

中国A:中国留学は、手続き一つとっても些末なトラブルが起こることが多いです。生活環境も日本の水準でずっと暮らしてきた人にとっては困難なことが多くあるように感じるかもしれませんが、そういった環境の中で1年間も暮らせば確実にバイタリティを身に付けられると思います!

GCS:確かに留学生活ではトラブルを乗り越えた数だけ成長できるかもしれませんね。

中国A:中国留学では、他の先進国留学のような非常に整った制度や環境の下で留学するだけでは身につかない生活力が自然と身に付くと思います。これが中国留学の魅力でもあり、利点でもあると思います!

GCS:困難な環境での生活力は留学後にも生かせるでしょうし、それが自然に身に付く中国留学は魅力的ですね!中国へ実際に足を運んでみないと分からないこともたくさんありそうですね。

中国B:最近では、日本でも中国について報道されることも多いです。ただ、そうした情報の多くが誇張されていたり、捻じ曲げられていると感じる部分も多くあります。実際に現地に来て生活し、現地の中国人と交流することを通じて、本当の中国の姿について理解できると思います。

GCS:確かに日本で見聞きする中国の情報ってバイアスがかかったものが多いように感じますね。

中国A:もちろん、中国で流れている情報もバイアスがかかってます。しかも、中国の大学生は、政治や社会のことについて話すことが本当に好きなので、彼らと交流していると飛び交う情報の量は膨大で多種多様です。なので、中国に来たからと言って正確な情報を得られるとは限りません。大事なのは、留学に行く前からしっかりと準備を行い、(特に人文社会科学専攻の人は)社会現象を観て考察するための専門的なフレームワークをしっかりと持っておくことが大事だと思います。そうすることで、様々な情報を見聞きしても、何が正しくて(重要で)、何が間違っている(重要でない)のかを適格に判断できるようになります。

GCS:中国に行く前と行った後で中国、中国人に対する印象は変わりましたか?

中国B:地理的にも身近な国であるのに、自分も含めた日本人の中国への印象はバイアスがかかっていると思うことが多かったです。中国留学を通して、同じアジアの国で文化も似ている部分も多いけれど、自分の視野が狭かったと感じさせられました。それと同時に中国を学ぶのは新鮮で非常に興味深いです。

GCS:僕たち日本人も中国について正しく理解しなければいけませんね...貴重なお話をありがとうございました!

次回は「渡航前準備編」として、語学の勉強、奨学金、現地での生活に向けた準備についてお聞きします!

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