見出し画像

アメリカ大陸を鉄道で横断する

あけましておめでとうございます!
G C Sの小林です。

今日は「アメリカの大陸横断鉄道の旅って素晴らしい!」という話を書いてみようと思います。11月頭に小池くんがシベリア鉄道の話を書いていたので、ぜひアメリカの話も知って欲しいと思いこの記事を書くことにしました。

まず、言わせてください。鉄道でのアメリカ大陸横断、本当に楽しいです。

アメリカにはAmtrakと呼ばれる全米を網羅して走っている鉄道があります。日本で言うJRみたいなイメージですかね。このAmtrakですが、遅い・時間に不正確と不評です(笑)。日本の新幹線をイメージするとがっかりします。そもそも電気を使う「電車」ではなく燃料を使う「汽車」が走っている路線がほとんどなので、遅いのは当然といえば当然です。

それでも「鉄道でアメリカを横断したい」と考えていた私は、そのAmtrakでサンフランシスコからニューヨークまで行くことを決意しました。現地の友人に話したら、いろんな人から「なんでそんなことするんだ。遅いし高いだろ?」と言われ心が折れかけましたが、押し切りました。

 サンフランシスコからシカゴまでCalifornia Zephyr号で二泊三日
 シカゴに1泊
 シカゴからニューヨークまでLake Shore Limited号で一泊二日

長旅でしたが、飽きることのない素敵な6日間の鉄道旅でした。

1. 景色

さすがはアメリカ。日本とは比較にならないくらい国土を持つだけあり、日本では見られないような雄大な景色が見られます。電車が進むにつれ次々に変化していく景色はいつまで見ても飽きませんでした。

画像1

画像3

2. 客室

Amtrakの長距離路線は、「普通車数両〜ラウンジカー〜食堂車〜寝台車」で構成されています。端から端まで乗る人も、数駅だけ乗る人もいますし、当然普通車は安くベッドのある寝台車は高いので、目的や予算に応じて乗る座席を決めているようです。
私はサンフランシスコからシカゴまでは寝台車・シカゴからニューヨークまでは普通車を利用しました。寝台車にもいくつか種類がありますが、一番やすい二段ベッドの個室を利用しました。寝台車では車両に1人車掌が乗務していて警備や掃除・ベッドメークや案内をしてくれます。そのおかげで車両は綺麗でしたし、なんとシャワーも無料で使えます。非常に快適でした。

画像4

客室(夜はこれがベッドになります)

3. 人との出会い

寝台車の乗客には食堂での食事が無料でサービスされます(料金に含まれている)。この食事、機内食とは比較にならないくらい美味しいです。それはさておき、食堂車での食事は4人一組の相席が原則になります。つまり、1人で旅行すれば確実に毎回相席です。ここでの会話が非常に楽しい。家族へのプレゼントとして旅行している家族、招待されたロケットの打ち上げ会場に向かうUC Barkeleyの教授夫妻、友人と旅行中の年配の女性、帰省中の学生など、様々な人と会話しました。そこで仲良くなった人とラウンジカーに移動してまた喋ったり、客車にもどって喋ったり。素敵な人たちとたくさん会話できるので長時間乗車していても全く苦にならなかったのです。

画像2

食堂車で提供されたステーキ

いかがでしたでしょうか。アメリカに留学する人に一推ししているのがこの鉄道での大陸横断です。
短期留学中ではなかなか経験できない規模の旅行、アメリカ留学の長期休みにいかがでしょうか。現地で作った大学の友達とこの旅行をすると言うのも素敵かもしれませんね。

留学はもちろん勉強が目的ですが、こういう息抜きもすごく魅力的です。自分で調べたり、先輩の話を聞いたりしながら、留学中の楽しみを計画してみると、もっとワクワクして留学に行けると思います!

今年もGCSはみなさんの留学をサポートします。
イベントへの参加やカウンセリングのご利用お待ちしています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?