ステージって??(第2回)

んじゃ、実際、時系列をぐちゃぐちゃにするには?時系列をかえるは、空間も変わるって事。

台本として、しっかり構築しておかなきゃね。

作家として、そういう舞台にするなら、演じるほうにも、わかりやすくすること。

書いてるときに、客席に座ってみてる映像として、脳内再現されてるかどうかだよね。これは、演出家が別だと、違う形になるのも考慮しなきゃいけないんだけど。

演出は、台本を汲み取って形にしなきゃいけないし、そのためには台本に手を加えることもあるから、そこは要注意。

それをふまえて、いくつかのアイデア

役者としては演技を変えれば済む。わざと変えないでもアリ。

服装変えてもいいけど(失笑)ブローチやなにか、身につけているものの位置が変わってて、客がだんだん気づく程度でもいいよね。

地灯りをかえる。

夜と昼、過去と今、別の場所と別の場所。それを光で区切る。

輪郭のはっきりしたスポットライトの中は、別世界だからね。そういう印象を与える照明をつかえば、同じステージに、過去、現在、未来を同時に出せる。

音を使う。

その音が流れているときは、その時空であるという事を客に思わせることが出来るわけ。

音や光は、演技をブーストさせるもの。

それが出来ない演出や作家は、正直、パーだけでじゃんけんしてるものだよ。




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