ステージって??(第23回)
ステージの歴史というか、
今回のまとめは、
ステージって神楽なんだよね。大昔は。つまり神様を楽しませる所ってこと。
そこで行われるのは、すべて「神事」なんだよ。
生贄捧げたりみしたし、神様たたえたりしずめたり。
そこから、
宗教教育としての演劇
祭りとしての音楽が
ステージで行われたのよね。
これが、芸術やエンタメってやつに進む。
西洋と東洋では、若干分かれていくんだけどね。
ルネッサンスは人間主義だから、相手が神様から人間に代わっていく。
ここが大きくて、神様相手じゃなくなるんだよね。
まあ、いろんんな形は神事は残っていくんだけど、この芸術(アート)って観念は、東洋にはなかなか発生しなかった。
もっと土着になったりするんですわ。
拡がりすぎないようにステージの話にまとめる。
能や狂言などの猿楽にも舞があり、人形劇の文楽にも音楽がある。それは教養としても、使われる。
東洋にも芸術っていう概念に似た、「人」を人が演じる神事ではないものも生まれる。
江戸の街では、娯楽化するんだよね。
歌舞伎は社会や世相を切るものでもあった。芝居小屋禁止令も幕府から出たぐらい。
今回この辺まで。
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