ステージって??(第5回)
役者は、ステージ上で自分がどんな照明に当たってるか、わかんないものなんだよね。
ま、あたりまえ。だって見えないもん♪
だから演出を信じなきゃならなかったり、それこそ動画で確認するしかないんだよね。
1つだけ方法があって、大まかなんだけど、リハーサルやテクニカルリーハーサル、場当たりで、自分が照明に当たってるときに、周りを見回して、自分の影を見つけて、それを頼りに推測する。
自分がどんなライトに入ってるか、影や影のふちの色とかから判断できたりする。
単サスにきっちり入る場所探しに、場当たりで使う方法ですね。
さあ、フリーの照明屋さんなんで、専門用語がぼちぼち出てきました♪
これがわかる演出さんとは仕事がしやすいってのは本音
わからないでもいいんだけど、こんなシーンにしたいって言う
コンテ絵みたいなものをいただけるとありがたいなあ。
演出がどうステージを作りたいか?
全部、言語で済ますには共通言語が居る。
「地灯り夜、センター面、真上から主人公平凸。下フレネルで、、、、」
なんとなくわかるけど、下手でも図にするとディスカッションは早い。
丸投げでもいいけどね。
ただ、それはどこまで自分たちの作りたいモノに寄り添ってるか?
それは問いたいなあ。
客に見るものを創ってるのに、そこがおろそかなら、
お話にならないし、逆に「照明に頼らない」とかいってもね。
それが狙いなのと、それしか出来ないは違うものだよ。
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