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ステージって??(第4回)

もとが作家で、照明をステージでやっていたので、割とそっち寄りの話になってしまう。

きれいだねー、この写真。

照明屋さんの目だと、構成色を見てしまうんだ。

演出から、ステージ場面で色の指定があるとき

「夕暮れで」とか「オレンジ」とか、そんな指定が来る。

「世界って、こんなにカラフルなんだよ」

予算、機材の関係で、作りはするけど、意味や効果をわかっていない、演出がいるね。

光が切り替わる意味とか、スピード、タイミングへの勉強不足で、ステージを見ていて、視覚的に気持ち悪くなるものもある。

ソレが狙いじゃないなら、不幸なステージ。演者を引き立てられない不幸な照明。

演出が、ステージをイメージできていないってことの現れなんだよ。

役者上がりの演出には、多いことなのかもしれない。

私が作家から照明をやったのは、ソレを避けるためでもあるんだけどね。

今、安いプロジェクターで、バックにこういう写真投影して、演劇したほうが、安く効果はいいのかもしれないな



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