広告代理店がSaaS事業へ参入、その背景と自社開発ツールについて
こんにちは。
グラッドキューブ(証券コード:9561)経営企画部 リレーションチーム(IR/PR)の坪根です。
今回は、当社のメイン事業となっているSaaS事業について、立ち上げ背景からツールの詳細まで、分かりやすく解説していきたいと思います。
みなさま、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
オールインワンLPOツール誕生のきっかけ
SaaS事業の立ち上げ背景は、note第1号「noteでIR通信はじめます」でも触れておりますので、簡単にご説明します。
グラッドキューブは創業当初、ネット広告代理業店(現:マーケティングソリューション事業)として実績を積んできました。
お客様の広告費を預かりインターネット広告に関する支援をする中で、効果を最大化させるために何が必要なのか考え、気づいたのがウェブサイトの改善でした。
なぜなら、広告が着地するウェブサイトのUI/UXが悪かったり、広告とのギャップ、カートや入力フォームの使い勝手が悪いとユーザーは離脱してしまうからです。
当時は現在ほどサイト解析ツールは出回っておらず、海外のツールがほとんどでした。
それであれば、広告代理店の知見と経験を活かし、必要機能を網羅したツールを自社開発しようと考え、オールインワンLPOツール「SiTest(サイテスト)」を開発しました。
サイトをテストすることの重要性にいち早く気づいたからこそ、SiTestが生まれたのです。
LPO(ランディングページ最適化)とは
LP(ランディングページを指しますが、わかりやすいよう以下は「サイト」と記載します)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。
では、最適なサイトはどういったものでしょうか。
・離脱率が低い
サイト訪問者にとって重要な情報であるということ
・閲覧時間が長い
サイト訪問者の関心を示す良質なコンテンツが記載されているということ
など、いくつかポイントがありますが、サイトを制作したら終わりではなく、改善し続けることが最も重要です。
SiTestではサイトを最適化する為の、課題の解析・改善が可能です!
機能について
ではSiTestの機能について、ななし株式会社様の高級時計レンタルサービス「 KARITOKE 」の事例を用いて説明します!
ヒートマップ機能
まずサイト訪問者の行動を視覚化・確認し、仮説を立案します。
ヒートマップで分析することでボトルネックを見つけることが可能です。
・閲覧されたい情報がきちんと見られているか
・どこまでスクロールされているか
・誤クリックを生んでいないか
A/Bテスト
見つけたボトルネックに対して仮説・検証を立てたら、ゴール設定をしてA/Bテストを実装します。(Aパターン、Bパターン…を作成し成果比較)
一般的には費用をかけて複数のウェブサイトを制作→数週間かけてテストを実施しますが、SiTestでは追加費用なしで管理画面から簡単に実装することができます。
パーソナライズ機能
加えて、検索キーワードに応じたファーストビュー(最初に目にする範囲)の出し分けも可能なので、そちらも活用します。
検索キーワードに応じてファーストビューのキャッチコピーを最適化することによって、コンバージョンレート(CVR)は通常より1.5倍ほど高くなりました。
EFO(エントリーフォーム最適化)
SiTestでは、EFOも実施可能です。
2023年5月に提供をはじめた新サービス「SiTest SMART フォーム」は是非ご注目いただきたい機能のひとつです。
本機能は、入力フォームのデザインをタグを1つ追加するだけで「ステップ型フォーム」に変換可能!
ステップ型フォームは、ユーザーの入力負担を軽減しフォーム離脱率を削減する効果があり、現在多くの企業よりお問い合わせいただいている人気のサービスです。
こちらは別事例ですが、「SiTest SMART フォーム」でフォームを最適化した結果、離脱率を大幅削減!CVR120%改善の実績があります。
他にも「ポップアップ機能」「広告連携機能」「レポート機能」「アクセス解析」などの機能が揃っています。
と、いうことは?
「コンバージョン率の向上」に特化したオールインワンLPOツール「SiTest」は、ウェブサイトの解析から改善まで、コンバージョン率向上に必要な機能を網羅している、ということです!
業界トップクラスの機能数で様々な施策を実現することができるため、最速最短でコンバージョン率を向上させることが可能!
企業規模・業種問わず、多くのお客様から支援されております。
今後もお客様のデジタルマーケティング課題を解決すべく、続々と新機能やプロダクト開発を進めております。
今後の展開や進捗に関しては、noteでもお伝えしていきたいと思いますので、ぜひ引き続き応援いただけますと幸いです。
次号にむけて
改めまして、最後までお読みくださりありがとうございます。
プロダクトのすべては語り尽くせませんが、少しでも当社の事業理解に繋がる内容になっていましたら幸いです。
これからも投資家の皆さまにご理解いただきやすい形で配信できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており有価証券の販売の勧誘や購入を勧めるものではございません。