【ナワバトラー】2024春 Fresh Season 使用デッキまとめ(てっこつ〜へだたり)



まえがき

 この記事は二部構成の後編となっています。全15ステージのうち、てっこつ~へだたりの7ステージ用デッキについて載せていきます。
 前編の記事はこちら
 前編に載せたまっすぐ~こぢんまりのデッキは今シーズン使用と言いつつほぼ前々からあったものの焼き直しでしたが、てっこつ以降のステージは今シーズンから新しく追加されたので作りたてほやほやのデッキです。看板に偽りなし。とはいえ特段完成度が高いわけではなく、例によって新シーズンでの修正・解体が予約されているものもあるので、やはり参考にすることはオススメできません。あと数時間もすれば新シーズンが来ますのでそちらで楽しくデッキを組んでください。
 じゃあなんでこんな記事書いているんだと訊かれると非常に困るのですが一旦おいといて書き進めていきたいと思います。

⑨てっこつニューオーダー

 新ステージの中で何故か一番地味な印象のあるてっこつ用のデッキです。1手目で自陣のうち片側を封鎖、2手目以降は展開を重視しつつもう片側は雑に埋める、というスタンダードな戦い方ができる構成にしています。自陣奥に3マス幅が残る場合はイグザミ+ヒッヒュー・ガチアサリ+コジャケ・クーゲル+コジャケ、4マス幅が残る場合は3マス幅+ドライブか踊ウツ+ドライブ、5マス幅が残る場合はトラスト+ラクト、といった具合に下記で載せる以外でも柔軟な自陣埋めが可能なため、あまり前線カードに困ることはありませんでした。
 特定の初動においてラクトがかなり重いパーツになるのに構成上ラクデコが入らない点、イイダ初動が博打な点など若干の不満はあるものの、デッキとしてのまとまりは非常に良く気に入っています。しかしながら新シーズンではてっこつ初手で両側を雑に塞ぐジョーと熊三号のデッキが流行りそうな気配もあり戦々恐々としているところです。

⑩かめんサイドコーナー

 やたらと正方形のパーツが多いかめんハウス用のデッキです。定番の初動パーツを採用しつつ、2手目にいい感じの展開ができるカードと、壁置き角置き適性の高いカードを多めに取り入れた構築になっています。自陣埋めパーツとして採用しているのはジモン(と予備のラピデコ)のみで、基本的には前線で積極的にSP取得を狙う、というのがコンセプトです。
 コンセプトとサイドオーダーを掛けたデッキ名と固めを気にせずアドリブで戦える構成自体はそこそこ気に入っていますが、全体として若干こじんまりとした印象があり大きめのカードを序盤で引けないとかなり悲惨なことになるという明確な弱点を抱えています。新シーズンではジョーやロブが大胆に展開してくるデッキが流行りそうな気配もあり戦々慄々としているところです。ジョーとかいうカードが無法すぎんか?

⑪まっくらもさく

 新ステージの中で一番しっくり来ていないまっくらフォレスト用のデッキです。デッキ名の通り暗中模索し続けています。
 どの初動でもやることは変わらず、中央部分に置けるカードで展開を取りつつ、自陣右側はボムタコエンペ、左側はドロシャケかトラスト+デンチナマズで埋めるか余ったイイダを雑に置きます。ボムタコ以外のカードは中央部分に置けるので、攻め合いの展開になった場合は自陣パーツを前線に放り投げてしまうこともよくありました。
 デッキ構築の際はまずCPU戦で使用感を確かめて納得がいくまで調整してから対人戦に臨んでいるのですが、このデッキを調整していたら腹落ちする前にシガニーのスリーブを獲得してしまいました。対人戦でもそこそこの勝率を維持しつつ納得感のないまま使い続けています。このデッキ強いんですか? 使った人いたら教えてください。

⑫ぱきっとケファロ

 デッキ名の由来を話しても困惑しか生みそうにないぱきっとビスケット用のデッキです。分かる人には一瞬で分かるけど分かったところでだろ。
 ぱきっとは広さの割に攻め合いになりやすいステージなので、定型的な固めよりも柔軟な対応ができるカードを優先的に採用しています。2手目にバレル2種か不思議マンタを置ける展開が理想的ですが、あまりこだわらずお互いが相手陣地の半分に入るくらいの攻め合いを指向していく方針です。自陣右下に大型カードを置ける場合が多いので、守れるなら一応下側を守る程度の意識はしています。
 SP2枚採用にしたいところを調整が上手くいっていなかったり、2手目以外での不思議マンタの使い勝手が地味に悪かったりなど現時点でも課題の多いデッキですが、新シーズンではジョーやロブといった強力なカードが登場するので恐らく原型を留めないレベルで改造されることになると思います。またジョーの話ししてる。

⑬そっくりドゥロール

 新ステージの中で一番構築に苦戦したそっくりストリート用のデッキです。そっくりは二分割されている都合上初動の確保と自陣埋めパターンの吟味がめちゃくちゃ面倒くさいステージとなっており、できれば埋め方なんか考えず攻め合いをしたいわたしとの相性が最悪でした。うねうねが一番苦手だったのと理屈が同じ。
 自陣埋めについて説明するとそれだけで記事ひとつぶんくらいになるので詳細は割愛しますが、初動を「タツを置ける形」「ハナガサを置ける形」の2パターンに分けつつ、クマサン・シガニーを両パターン可能な初動とすることによって極力手札で腐るカードを作らないようにしています。この説明だけで理解できた方はわたしの代わりに紹介記事を書いてください。
 新シーズンでは熊三号などが猛威を振るいそうな気も若干していますが、これ以上固めを考えたくないのでしばらくはこのデッキのまま使い続けていくと思います。

⑭かそくするミラーボール

 SPが貯まりすぎるせいでスペシャルの撃ち方が雑になりがちなかそくハイウェイ用のデッキです。デッキ名から分かる通り踊ウツホ+タコミラーボールで一気に自陣SPを取得するコンボを仕込んでいますが、上振れ中の上振れ展開なので積極的には狙いません。実戦ではヘビアサリやクゲラピ、コジャッジやタコスタンプで無難にSPを回収します。最大SP数が多いぶん少々取り逃しても大きな問題にはならないので、コジャッジなど前線で取れる場合は積極的に置いていったほうが良い場合もあります。とにかくやることが大雑把。
 デッキ名に入っているタコミラーボールがこのデッキで一番役割の薄いカードである点と、テッキュウを採用すると自陣がめちゃくちゃキレイに埋まってしまう事実が喉に刺さった小骨のように引っ掛かっている点を無視すれば比較的勝率も良く使いやすいデッキだと思います。

⑮へだたりストリンガー

 新ステージの中で一番最初に完成したへだたりウォール用のデッキです。初手で2SP取得できるトラスト・ヒロシュ・踊ウツなどを軸に相性の良いカードでまとめた構成にしました。手札の状況が良くない場合は早期にSPを取得してスペシャルアタックでの抜けを狙うこともありますが、基本的には自陣で堅実にコンボを成立させていきます。実践的には相手がスペシャルアタックを撃つのを待ってから敵陣に抜けることが多かったです。
 デッキ構築も戦い方も無難すぎるためあまり語ることがないのですが、ナワバトラーチャンネルで野良戦をやるとへだたりが選ばれることが異様に多かったためにダントツで使用機会が多く、そのぶん調整が進んで使いやすいデッキになったという実感はあります。

あとがき

 てっこつ~へだたりの7ステージ用のデッキでした。前編の記事と違って今シーズンに入ってから製作したホットなデッキしかありませんでしたが、こちらの7ステージは新カードの影響をモロに受ける部分が多すぎるので結局新シーズンでの参考にはならない気がしています。そんな中でもここまで読んでくださった方にとって何か得るものがあれば幸いです。

 お読みいただきありがとうございました。
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