見出し画像

悲観的に計画し楽観的に行動する。

コロナ対策について。

二つの対局な意見があると思います。

楽観 死亡率少ないし、不安が強くなると経済が止まるから前向きに動こう

悲観 未曾有の事態。リスクの拡大はまだまだ、人命がかかっているのだからリスクのあることは全てやめよう。

そして、こういう局面で楽観は意見を述べると感情的に攻撃されるので、悲観の主張の雰囲気が強くなりがちです。

しかし、全ての人の中に、悲観と楽観の両面があるはずです。

個人においても、会社、国という組織においても、その心のバランスをどのようにとるのか?は非常に大切だと思います。
先程安部首相の会見がありましたが、リーダーの発信はそのバランスを方向付ける意味でとても重要だと思います。

僕自信は起業家として「思いは実現する。」という経験をたくさんしてきているので、
(会社の空気が、悲観主導になるとうまくいくことはない。)

空気としては悲観的になるリスクを特に感じます。
ただ、ではこの局面で「大丈夫!大丈夫!」と何も考えず楽観に寄りすぎることも違うと思います。

では、どうするか?

悲観的に計画し、楽観的に実行する。

だと思っています。

悲観的に最悪のシミュレーションはして、これはやめた方が良いというルールを作ったり、状況を見て策を練り直すタイミングを決めるなどの冷静な対応策を考える事は必要です。

しかし、いざ日常を過ごす際には最悪の事に意識を向けず、楽観的に状況をポジティブに向けていくような波動を発するような過ごし方をしたいと思います。

私は東北に軸を持って生活していますが、3.11を健全に乗り越えた人達は明らかに精神的な成長、人としての成熟をしているように感じています。

そして、健全に乗り越えた人というのは、総じて「明るい」のです。そして「未来」に意識を向けています。
出来事の悲観的な面に意識をフォーカスし続けると、現実がそのようになっていきます。

悲観は必要ですが、空気として楽観であることの方がより重要だと思っています。

今回のコロナが人類全体の意識の成熟に繋がりますように。
将来、コロナがあったから我々は大切なことに気付けて変われたんだと思えるようなきっかけになることを祈りながら過ごしたいです。


サポートは恩送りします!