効率追求から共感追求社会へ


高度経済成長を支えてきたパラダイムの本質は「効率」追求だと思います。
ビジネスモデルを語る時、効率の追求というパラダイムから外れたモデルを探すことは難しく、会社におけるキャリアパスを考えた時、いかに効率良い成果を出すことのできる能力を身に着ける事ができるか?という文脈から外れる事はありませんでした。

しかし、グローバル資本主義によって「効率化」を果たすためには生産基地にしても、機能としての「人」にしてもグローバルな競争の中で最適解を探すことになり、効率化の文脈でコスト競争は激しくなり、テクノロジーの発達により「効率化」を実現できる人間の価値格差が広がる事で、(前提として格差を元にした教育格差も重なり)格差がさらに広がる事は必然です。

もはや、効率追求という文脈においてGAFAの事例で語るまでもなく、日本という国や会社であってもグローバル資本主義の中で存在感を出すことが困難になっている事を感じます。

さらに、AIやIOT、ロボットの発展によって、そもそも「効率化」という文脈で人間が価値を出す事がさらに困難になる事は必然だと感じる事は、当然の視点ではないかと思います。

昨年より、東北の起業家を支援するという役割りを頂戴して、様々なビジネスモデルについて考えるにつけ、「効率化」パラダイムだけでは勝負できない時代の到来に対して強く感じるようになっています。

視点を移して、効率化に変わるパラダイムとして「共感」というものが大切になってきているように感じます。クラウドファンディングやユーチューブ、TikTokなどの台頭を見た時に効率では測りきれない新しいパラダイムによって社会が動いている事を感じます。


続く。


続きを社内でべらべらしゃべったので、あるはちゃんがまとめてくれます!

https://note.mu/kakitsuzuru/n/nc8adbca4ee09

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