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SDGsについて考察する

地球温暖化について

不都合な事実(アル・ゴア)

この記事では、「不都合な真実」という映画を通じてアル・ゴアが地球温暖化問題を取り上げた内容やその後のSDGs(持続可能な開発目標)の流れについて説明しています。しかし、地球温暖化やSDGsに対しては批判的な視点も存在します。

「不都合な真実」という映画は、2006年に公開されたドキュメンタリー映画であり、地球温暖化問題を取り上げています。この映画は元アメリカ合衆国副大統領であるアル・ゴアが、地球温暖化の現状や原因、影響、そして解決策について語る形式で構成されています。

アル・ゴアは地球温暖化の重要性を訴え、その根拠となる科学的データや観測結果、グラフなどを使用しながら、温暖化が引き起こす様々な環境変化や災害の可能性を説明します。また、映画ではアル・ゴアが持続可能なエネルギーへの転換や環境保護の重要性を強調し、個人や社会の行動が地球温暖化問題にどのように影響を与えるかを示しています。

「不都合な真実」は、アル・ゴアが地球温暖化問題を啓発するために制作された映画であり、その後も世界中で広く視聴され、環境問題に対する意識を高める役割を果たしました。映画はアカデミー賞を含む数々の映画賞を受賞し、世界的な注目を浴びました。地球温暖化や気候変動に関連するSDGs(持続可能な開発目標)の流れについて、批判的な見方を提示します。

温室効果ガスが地球温暖化に与える影響について

実際温室効果ガス(Co2 やフロン)が本当に地球温暖化に影響を与えているのかどうか、誰にもわかりません。
実際IPCCの「都合の良い観測記録」に基づいて捏造された定義かもしれません。
まず、地球温暖化の影響や解決策についての科学的な根拠や実施計画には疑問があります。地球の歴史を振り返ると、CO2濃度の変動や地球の気候は複数の要素によって制御されており、人間の活動だけが地球温暖化の原因ではないことが示唆されます。

地球の歴史の中で、二酸化炭素(CO2)濃度が最も高かった時代は、約3,000万年前から2,500万年前の中新世の時期でした。この時期は、地球の気候が温暖化し、極地の氷が大幅に縮小した時期として知られています。

中新世の時期には、二酸化炭素濃度は現在よりもはるかに高い水準に達していました。科学的な研究によると、当時のCO2濃度は800ppm(百万分の800)以上に達していたと推定されています。比較のために、現代のCO2濃度は約410ppm程度です(2021年時点のデータ)。

中新世の高CO2環境では、海面温度や陸上の植生が大幅に変化し、海洋生物や陸上の生態系にも大きな影響を与えました。また、この時期には世界中で広範な海洋堆積物や地層が形成され、地球の地質学的な記録として残されています。

なお、地球の歴史全体を通じて、CO2濃度は変動してきました。過去の地質時代では、CO2濃度が現在よりも高かった時期や低かった時期がありました。地球の気候は、大気中の温室効果ガスの濃度や太陽放射の変動など複数の要素によって制御されており、長期的な気候変動はこれらの要素の相互作用によって生じます。

このような事実を鑑みるに、地球温暖化という事象は単に人類が放出した温室効果ガスの影響が大きいから、これらを削減すれば温暖化は防げるというような単純なものでは無いことがわかります。


SDGsの意味について


SDGsの問題点

また、SDGsの具体的なターゲットは広範であり、実現性や財源の問題、負担の不均衡などが指摘されています。また、一部の国や企業がSDGsを利用して環境に対して負の影響を与える行動を続ける可能性もあります。
まず第一に、SDGは理想的な目標を掲げていますが、その実現性には疑問が残ります。気候変動の解決は複雑な問題であり、単一の解決策では済まされないことが明らかです。しかも、SDGの具体的なターゲットは非常に広範であり、全ての国や地域に適用するのは難しいと言えます。それに加えて、一部の国や企業がSDGを達成するために自身の利益を優先させる可能性もあります。さらに、SDGには財源の問題も指摘されます。これらの目標を達成するためには膨大な資金が必要ですが、その資金の調達方法や分配について明確な計画が存在しないことが問題です。また、先進国と開発途上国の間での負担の不均衡も起こり得ます。先進国が技術や資金を提供することが求められる一方で、開発途上国は経済発展を追求しなければならず、SDGの達成が後回しにされる可能性があります。

さらに、SDGの取り組みはしばしば政治的な操作や宣伝手段として利用されることがあります。一部の政府や企業は、SDGへの取り組みを装いながら、実際には環境に対して負の影響を与える行動を続けることがあります。SDGが環境保護や気候変動対策のための本当の努力となるためには、透明性と説明責任が求められますが、それが現実的に実現されるかは疑問です。

SDGの流れには、持続可能な開発と環境保護のバランスが欠如しているという批判もあります。一部のSDG目標は経済成長や貿易の増加を重視しており、その過程で環境への悪影響を考慮していない場合があります。このようなアプローチは、地球温暖化や大気汚染などの環境問題を深刻化させる恐れがあります。SDGは持続可能な開発を追求することを目指していますが、その過程で環境への悪影響を最小限に抑えることが求められます。

また、SDGの流れには一部の国や地域の利益が優先される傾向があります。先進国が経済的に恩恵を受ける一方で、開発途上国や貧困地域では取り組みが不十分なまま放置される可能性があります。地球温暖化や気候変動は地球全体の問題であり、全ての国や地域が共同で取り組むべきですが、現実には利益や権力の格差が存在し、不平等な取り組みが進んでいると指摘されます。

さらに、SDGの流れには科学的根拠や現実的な実施計画の欠如も見受けられます。地球温暖化や気候変動の解決には科学的なアプローチと技術革新が必要ですが、SDGの目標やターゲットはしばしば漠然としており、具体的な手段やスケジュールが示されていないことが問題です。また、地球温暖化の主要な原因である化石燃料の使用や大規模な産業活動の制限について、国際的な合意や実効性のある施策が十分に取られていないという指摘もあります。

地球温暖化の嘘(?)

誰が得をするのか?

以上が、地球温暖化から気候変動、SDGへの流れに対する批判的な視点です。これらの批判点は、持続可能な開発や地球環境保護の重要性を認識する上で考慮すべき課題となっています。
つまり、SDGsの策定過程においては、一部の利益関与者が主導権を握りやすいとの批判もあります。特に、民間企業や経済的な利益を重視する立場が主導権を握ることで、社会的な課題や不平等などが十分に反映されない可能性が指摘されています。
ここで指摘したいのは一部の利益関与者による主導権、つまり利権のための政策とも言える事です。
日本は排出ガス規制や省エネについてはすでに海外諸国に比べて遥かに進んでいます。
にも拘わらず、更に過酷な条件を与えられ、達成できないときには排出ガス権を買うという義務を負わされています。この事は国益に反する行為であり、安易に受け入れるべきではないのでしょうか?
人類が未来永劫発展するという事は、過去の地球の歴史から鑑みてもありえないと思われます。
もちろん、人類の発展を阻害してまでSDGsを否定するつもりはありませんが、一方では現状の取り組み政策が一部利権者による主導で行われていると言う事を、我々は認識しておく必要もあるのではないでしょうか。

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