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「東京金融賞2023」表彰式を開催しました!

皆さん、こんにちは。
今回は2024年3月5日(火)に開催した「東京金融賞2023」表彰式について紹介します!

東京金融賞とは?
東京の国際金融都市としての地位を更に高め、金融を通じた社会課題の解決や生活の利便性の向上を目指す取組として2018年に創設されました。
東京金融賞は都民や都内事業者が日頃抱える課題やニーズの解決に資する金融商品やサービスを提供する企業を表彰する「金融イノベーション部門」、サステナブルファイナンスの普及に取り組む企業を表彰する「ESG投資部門」の2部門から成り立っています。また、ESG投資部門の中からグリーンファイナンスの普及に取り組む企業を「グリーンファイナンス知事特別賞」として表彰しています。
6回目となる今回は、2部門あわせて日本を含む31の国と地域から、過去最多となる210者のご応募をいただきました。

その中から書面とプレゼンテーションによる審査を実施し、以下のとおり「金融イノベーション部門」「ESG投資部門」の受賞企業が決定しました。

東京金融賞表彰式のプログラム
表彰式は2部構成となっており、第1部は表彰式、第2部はネットワーキングイベントとオーディエンス賞というピッチコンテストを実施しました(オーディエンス賞については記事の後半で触れています)。

表彰式の様子

それでは表彰式の内容について紹介します!

【第1部】

会場の様子

まず、スタートアップ・国際金融都市戦略室長の𠮷村から「国際金融都市の実現に向けた東京都の取組」について講演がありました。講演では国際金融都市に向けた歩みや、都が目指す「サステナブルな社会を実現する"アジアのイノベーション・金融ハブ」に向けた取組等について述べました。

スタートアップ・国際金融都市戦略室長による講演

続いて、受賞企業から、各企業の取組についてプレゼンテーションが行われました。
そして、山岡審査委員長より講評と「国際金融都市を巡る世界の動向と東京」について講演がありました。講演では、「都知事の強いイニシアチブのもと、東京都では金融イノベーションやグリーンファイナンスの振興に積極的に取り組んでおり、都市間競争の中では、東京都自身がスタートアップに負けないくらいイノベーティブでなければならないと思う」とのご発言がありました。

山岡審査委員長の講演

その後、小池都知事より受賞企業への祝辞がありました。
知事からは、受賞企業について、「サステナビリティとハイテック、フィンテックを組み合わせた形でいろんな新しいゲームチェンジャーも務めていただくことになると思う」との発言がありました。そして受賞企業各社にトロフィーの授与が行われました。

金融イノベーション部門1位受賞企業 TOGGLE合同会社
グリーンファイナンス知事特別賞受賞企業 Kayrros SAS
審査員との全体集合写真

ここまでが第1部の表彰式です。第1部では東京都の取組や各受賞企業の取組について分かりやすく取り上げられました。「国際金融都市・東京」に向けた取組に対する理解を深めていただけたのではないでしょうか。

【第2部】
第2部では、ネットワーキングと、オーディエンス賞を授与するピッチイベントが行われました。オーディエンス賞とは昨年度はじまった取組で、金融イノベーション部門の最終審査に残った企業(受賞企業3社を除く)にピッチいただき、会場参加者・オンライン視聴者による投票で賞を授与するものです。
今年度は11社のプレゼンテーションが行われ、Web3.0を活用して真正性を担保するプラットフォームを提供し、半導体のサプライチェーン強靭化や基幹インフラ機器の真正性の確認を支援する事業に取り組むサイカルトラスト株式会社が見事オーディエンス賞を受賞しました。

オーディエンス賞のトロフィー授与の様子(左:サイカルトラスト株式会社)

表彰式の様子については後日YouTubeにアップロードいたします!

本年度の東京金融賞も表彰式まで無事に行うことができました。
受賞された企業の皆さん、第2部でプレゼンテーションいただいた企業の皆さん、審査委員の方々、運営スタッフ等本事業に関わった皆さんに深く感謝いたします。
東京金融賞は来年度も皆さんがワクワクするような企業に応募いただけるよう、取組を進めていく予定です。本事業が「国際金融都市・東京」の発展や社会に役立つことを目指していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のnoteもどうぞお楽しみに!!