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#005 時短ルールの提案

ボードゲーム愛好者にも種類がある

ボードゲームの愛好者と言っても、その趣向傾向には違いがあります。
ボードゲームは、いわゆる「軽ゲー」、「重ゲー」と分類される事が多く、それぞれを好むファンが存在してます。
「軽ゲー」とは、サクッと短時間で簡単に遊べるもの、「重ゲー」とは、じっくりと腰を据えて遊ぶ、やや難しいものを指し、プレイ時間だけを見た場合、
◯10〜15程度:軽ゲー
◯60分程度:中量級ゲーム
◯60分以上:重ゲー
などと、区別する場合も。
一口に、「ボードがゲーム好き」と言う人でも、好きなゲームには種類があるのです。

ボードゲーム初心者には軽ゲーから
勧めよう

誰もがボードゲーム初心者に、ボードゲームを勧める際には、「軽ゲー」から始めると思うのですよ。
ルールが簡単ですぐに理解できる、プレイ時間も短めの物から触れてもらい、ゲームに慣れて来たら、自分の好きなゲームを試してもらう。
それが黄金パターンではないでしょうか?
そうでなければ、ルール説明が長過ぎると、途中で聞くのをやめてしまったり、プレイ時間が長過ぎると、ゲーム途中でも飽きてしまい、途中退場してしまったり。
それを防ぐ為にも、ボードゲーム初心者には「軽ゲー」から始める事をお勧めしています。


相手が幼い子供であっても楽しいと思えるゲームもある

巷の本屋などには、子供に遊んでもらう玩具、いわゆる「知育玩具」が並んでます。
ボードゲームを子育てに役立てる取り組みを「ボ育て」と呼び、この取り組みをされているご家族の方や、教育現場の方が増えて来てます。
その際に用いるボードゲームは何か?と問えば、「先ずは簡単で楽しい軽ゲーから始める」という声が大半です。
先ずは子供が喜ぶものを与え、そこから何かを学んでもらう。
これこそが学問や教育の理想形なのではないでしょうか?
これに応えるボードゲームは、確かに存在し、活用しない手はないと考えてます。

相手が大人であっても楽しむところから始めよう

以上、ボードゲーム初心者やお子様への取り組みとしての「軽ゲー」をお勧めして来ましたが、より多くのボードゲーム愛好者を増やすには、
「重ゲーのルールの簡略化」
「ゲームの予告編的簡略化ルールの遊び方」
これが必要なのではないか?

簡略化ルールに触れ、その面白さを理解してから本当のルールで遊んだ方が、いわゆる「重ゲー嫌い」な人が減るのではないでしょうか?

プレイ時間を30分程度以内に

それらを踏まえ、僕自身はボードゲームの普及活動の一環として、ボードゲームの時短ルールを考えるようにしています。
当然、本来の遊び方とは変わって来ますので、反感を覚える人もいらっしゃるでしょう。
ですが、世の中はYouTube動画やTikTokなど、短い動画で見せた方が、バズりやすく、流行りやすい傾向にあります。
世はショートムービー全盛期なのです。
ならば、ボードゲームだって、短いプレイ時間でアピールしませんか?
それで興味を持ってくれる人を増やし、
ボードゲーム愛好者を増やしていきましょう。
その為には、ゲームのプレイ時間を30分程度以内を目指す。
そこから取り組んでみましょう。

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