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SNSアプリの意義

C#講座のレッスンで、通信プロトコルを学ぶレッスンを2つ実施しています。1つはWebbrowserコントロールを使用して簡易ブラウザを作る中でHTTPやWebAPIを学ぶものですが、もう一つはIoT向けのMQTTを体験できるハンズオンを行っています。MQTTは、大手各社のクラウドサービスでも当たり前のように採用されているプロトコルでIoTのデファクトとなっていますね。

ハンズオンの内容は、MQTTのライブラリを活用して最小のコードを記述したものを公開ブローカーを利用して動かしながら、機能拡張していくステップで進めています。基礎知識としては、Pub/Sub方式を理解するところから始めます。C言語を学ばれたい方の中には、趣味でArduinoなどのIoT端末を使って 組み込みソフトを動かしたいという方も多くいらっしゃいます。その場合は、センサーの値をWiFi経由でMQTTを使用して送受信するハンズオンを行っています。一方でC#の講座ではWindows上でレッスンを完結させるために、簡易チャットアプリを作成するハンズオンを行っています。

オンラインレッスンならではなのでしょうか、作成したチャットアプリでメッセージのやり取りができることを確認する中で、「きょうのお昼はなんですか?」「メッセージきました、パスタです」などと たわいもないメッセージを取り交わすところに、小さいことかもしれませんが「笑顔」と緊張から解き放たれる人と人のコミュニケーションの大切さすら感じます。

在宅時間が増えてストレスが多くなっていて、ソーシャルディスタンスは心の距離も遠ざけてしまうのかと心配になってしまいますが、SNSによって助けられている面が多いんだなぁと改めて感じる瞬間です。SNSのいろいろなアプリを作られた方は、単にプログラムを作ったということ以上の意義と成果があったのだと思います。なんとなくですが、そんなプログラムを作ることを目指していきたいですね

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