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生みの苦しみと達成感

プログラミングは、作っているときは苦しくて 特に上手く動いていなかったり不具合の理由が分からない時は、自分自身に自信もなくなって、ドン底でもがく時があります。しかし、上手くいったり動かない理由が分かったりする瞬間、この苦しみから解放され 大きな達成感と充実感を味わえます。これがあるから「プログラミング」ってやめられないんです。

ピアニストや芸術家などの表現者の方もそうなんでしょうね。苦しんで、もがいて、自分自身と戦いながら日々練習を積み重ねて、観客の前で演奏が終わって拍手を受けた瞬間 解放されるのでしょうね。

これは、共感できる人とできない人がいると思いますが、アマゾンのジェフ・ベゾスさんも「Work Hard、Have FUN、Make History」と言っています。IPS細胞の山中さんも同じ「ワークハード」とテレビで言っていました。仕事の大変さや苦しみを肯定した考え方です。

プログラミングのレッスンをしている中で、受講生の方が越えられそうな課題のときは 答えをすぐに与えないよう粘ることにしています。そして、壁を突破できた時 拍手とともに褒めちぎります。オンライン越しで『ハイタッチ』です。うれしく高揚する瞬間です。受講生の方の成長もまた、うれしいものです。山本五十六の言葉で、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」を思い出します。

コロナ禍でリストラや雇止めや倒産など、多くのネガティブなニュースが報じられています。こんな世知辛い現代では、実は いじめに始まりパワハラや恫喝など 多かれ少なかれ どの会社や組織でも当たり前にあるのでしょう。でも そんなネガティブ一色ではなく、やはりレッスンでは ポジティブに人を成長させたいです。どんなにできない受講生の方でも、その方の成長を目指して見放さない。少しずつでもいいから、プログラミングの楽しさを一緒に感じられるようにしてあげる。そんな講師を目指しています。


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