『馬賊の唄』 ←本当の作者は誰??
先の記事「西田税(にしだ みつぎ)とベトナム抗仏志士」で、1936年2月26日の『2.26事件』で青年将校らの思想的リーダーだったとして逮捕、死刑となった西田税(にしだ みつぎ)氏と、ベトナム人志士陳文安(チャン・バン・アン=チャン・ヒ・タイン)氏の交流を書きました。
西田氏の自伝書『戦雲を麾く』は、彼が24歳の時の大正13年(1924)に書かれたものです。この自伝中の『聖戦の途に上る』章には、広島陸軍地方幼年学校を首席で卒業し、大正7年(1918)に市ヶ谷台陸軍学校中