最近の大学生活

最近の大学生活について語っていきます。

まず、大きな変化がありました。それは現在、大学には通えていないという点です。これは、緊急事態宣言が出されていることによります。感染を拡大しうる状況を作ってはいけないという状況のなか、病棟実習が通常通りできるわけがありません。そこで、Zoomを使った遠隔実習が行われています。そこで、遠隔実習って何ぞや?っていうのを説明していきたいと思います。以下、本日の内容です。

1.通常の実習の概要

2.遠隔実習の概要

3.遠隔実習の利点

4.遠隔実習の欠点


1.通常の実習の概要

遠隔実習の概要について説明する前に、普通に病棟に行って行う実習がどのようなものか説明します。まず、朝病院に行きます。大体時間で言うと、遅い科で9時、早い科で6時30分くらいです。朝行われるのはカンファといって、病棟にいる患者さんの状態を皆で共有する時間です。学生が発表するときもあります。発表する患者さんが多い場合、朝早く来て状態を把握し、発表原稿を作ることになります(だから6時30分登校なんです。カンファが6時30分から始まるわけではありません)。カンファが終わった後は、教授回診が行われる日があります。教授なしで回診が行われる日ももちろんあります。回診とは、その名前の通り、患者さんを診て回ることです。患者さんの状態は担当医がカンファで説明はしてくれますが、皆で直接見に行くことも重要です。回診が終わった後は、外科だったら手術がある日は手術見学に行き、内科だったら検査があったら検査を見に行ったりするわけです。また、クルズスという簡単な講義のようなものがあるときは、それを聞いたりします。自由な時間も、科にはよりますが、それなりに多く、そのときは図書館や学生控室で自習することになります。そして、午後だいたい5時くらいになると、夕カンファがあり、それが終わると学生は解散という流れが基本です。カンファが遅くなりそうなときは、5時になった段階で帰してくれるときもあります(ありがたい!!)

2.遠隔実習の概要

さて、では遠隔実習はどのような形式で行われるのか、説明していきます。まず、朝カンファは行われません。個人情報をインターネット上に流すのは無理なので、当然の話です。その代わり、e-learningで課題が出されています。質問、および見るべき動画がwordファイルに記載されていて、動画を見てそれに関連する質問に答えるという内容です。実習の最後に提出することになっています。動画はyoutubeの動画です。日本語のビデオで疾患を解説しているような動画はほとんどないので、海外で作られたビデオを見る場合が多いです。英語でもちろん話していますが、スライドが見れるので、理解に困ることはあまりないという印象ですね。それなりに勉強にはなるのですが、youtubeなので、他の動画を見たいという誘惑と勝負する必要があります 笑。そして、午後にZoomで先述のクルズスを視聴し、4時くらいにe-learningの答えを確認し、空いた時間でレポートを作るという感じで1日を過ごすことになります。

3.遠隔実習の利点

遠隔実習の利点について述べていきます。一番の利点は、通学時間がなくなるという点にあると個人的には思ってます。一人暮らしで大学の近くに住んでいる方々にとってはあまり利点にはならないと思いますが、僕のように実家暮らしで通学にそれなりの時間がかかっている人たちにとって、長い通学時間をゼロにできるのは、大きな利点になります。通学していた時は、大体朝の通学で1時間30分くらいかかっていたので、起きる時間はそれを考慮して5時台、6時台と早かったです(その程度で文句を言うなという方もいると思いますが、朝に弱い僕にとっては相当きつかったんです、、)。しかし、現在はそんなに早く起きなくてもよいので、気持ちに余裕が生まれましたし、以前より睡眠時間も確保できています。

4.遠隔実習の欠点

利点もあれば、欠点ももちろんあります。一番の欠点は、インターネット環境次第で、クルズスの視聴に支障が生じるという点です。我が家のwi-fiはとても弱いうえに、今家族全員がテレワークで日中家に居ます。そうなると、回線は込み合い、動画を視聴することがままならなくなります。音が途中で消えたり、フリーズすることがしばしばあります。ある程度仕方ないものとして受け入れていますが、できるならもっとスムーズな形でクルズスを見たいものです。


こんな感じで、遠隔実習の概要、利点、欠点について述べてきましたが、僕はこの形式の実習は嫌いではありません。むしろ好きです。日中家にいて勉強ができるというのは、なかなか貴重なことで、この先ないと思うので、今はこの形式の実習で有意義に勉強したいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?