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縁を大切に

凍えるほど寒くなったり、春のようにぽかぽか陽気だったり、体が追いつかない今日この頃ですね。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私はコロナではないですが、微熱と喉の痛みが続いて先週は自宅療養してました。

早いもので結婚式まであと3ヶ月切りました。

相変わらず、バタバタな平日とイベントだらけな休日を過ごしております。

こんなんで当日大丈夫なのか!?と少し焦りも感じております(汗)

先日、お互いの実家へ行き、結婚式で流す生い立ちムービー作成用に写真を探しに行ってきました。

過去を振り返って色々感じたことを記録します✎*

良かったらお付き合いください。


幼い頃は、たくさん写真を撮ってもらっていた。
今は写真を撮られるのが苦手なのに子供の頃は笑顔や変顔の写真がいっぱいあった。

写真が趣味の父がよく撮ってくれた。
思春期の頃、だんだん撮られるのが嫌になって、苦笑いか顔を隠して映る写真が増えていた。

予想はしていたが、写真選びに苦労する。

ひな祭りや誕生日、成人式など節目節目で撮影された写真は真顔か嫌そうな顔で映っていて、とても人前に出せるようなものではない。

今まで生きてきて楽しかった思い出もたくさんあったはずなのに、あまり覚えていない。
どこかつまらなそうな顔の写真だけが残ってる。

ある期間の記憶がすっぽり抜け落ちている感じ。
ただ日々生きていくのが苦しかった記憶は少しある。

私は5歳から父親の仕事の都合で海外に住んでいた。
海外に住んでた頃の自分は生き生きとしてて、笑顔の写真が多かった。

帰国後の生活は「帰国子女」という「よそ者扱い」を受け、友達付き合いに悩んだ。
特に女友達との付き合いには苦労した。

中学時代は堅苦しい義務教育が受け入れられず、高校時代は受験勉強で苦しみ…
大学は恋愛や人間関係、そして就活で悩み…

なかなか日本の環境に慣れることが出来ず、悩みの尽きなかったなと思う。

大学時代の写真は卒業式の写真しかなかった。

大学時代は親友と呼べる女友達が出来た。
お互いに恋人が出来れば相談しあった。旅行も行ったし、サークルも研究室も同じ所に入った。常に一緒にいた。しかし、大学3年の就活や卒論でバタバタしていた時期に突然その親友から無視されるようになった。卒業前にはグループからも幅にされて寂しい卒業式を過ごした。

訳もなく仲間はずれにされ、女性の心理が全く理解できなくて苦しんだ。

そこから女友達との付き合いにトラウマを持ち、未だに女性恐怖症がある。
だから仕事は男社会を選択した。

未だに付き合いがある女友達は貴重な存在だと思う。


今年の4月で大学時代の恩師が退官されるためその前に最終講義を行うと研究室のグループLINEで連絡があった。

卒業して8年経つ。
恩師の最終講義は是非受けたい。しかし、苦い思い出のある女友達に会うことになる。

非常に悩んだ。
そして、当時の恐怖心が復活…

研究室時代の友人からの提案で最終講義前に女子会をすることになった。事情を理解してくれている友人達が間に入ってくれる形で話は進んだが、当日どうなるか不安はいっぱいだ。

改めて卒業式の時の写真を見返してみる。

研究室の仲間たちと笑顔で写ってはいる。

苦い記憶しか残ってないが、忘れてるだけで良かった思い出もきっとあるのではないか。

時が解決してくれる、そんな気はしている。

大人になると新しい友達はなかなか出来ない。

これも何かの縁かもしれない。
お互いに近況報告をできるといいなぁ。

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