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安定期に入りました

ご無沙汰しております。

いつまで続くんだろうかと不安になるくらい暑い毎日でしたが、10月に入った瞬間涼しくなってきましたね。

私は無事今月で妊娠5ヶ月目を迎えることが出来ました。お腹はだいぶ大きくなって、着るものがなくなってきて焦っております。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

我々夫婦は「二人暮しも半年切ったね…」と
しみじみと実感が湧いてきたところです。

つわりも頻度が減り、友人とランチする機会が増えてきましたが、色々考えさせられることがあったので記録したいと思います。

よかったらお付き合いください。


30歳の節目の年を迎えて

私は既婚者の友人が少ない。
皆、実家暮らしの独身貴族だ。

最近は毎月のように会っているが、だんだん話が合わなくなってきてることをじわじわと感じている。

学生の頃、アニメや漫画など共通の趣味の話で盛り上がり、何時間でも話せていた。
しかし今では話題や言葉を選んで探り探りで話してる。

30歳の節目を迎える今年は「婚期が…」と焦る子、「一人で生きていく!」と宣言してくる子、「恋愛ってどう始めるんだっけ…?」と相談してくる子がいる。

30という節目の年は複雑だ…

27歳の時の話

少し私の話をさせてもらうと、27歳の誕生日を迎えた時、「30歳を迎える前までに結婚式をしたいなぁ…」と漠然と考えていた。

当時付き合っていた人はいたけど、その人とはその先のことまでは想像出来なかった。

でも、私には夢があった。

それは将来子供と一緒に大好きなフェスにいくこと

そのためには、30歳を迎える前には結婚したい…
なんならその頃に子供産みたい…
その意思だけは強かった。

だから、27歳を迎えた時、
いつまでに結婚相手を見つけ、
結婚をするかを逆算して行動に移していた。

まずズルズル付き合ってた彼とは別れた。
そして、テキトーに出会えればいいや〜と入れていたマッチングアプリを婚活に繋がるアプリに変更。

当時、実家に戻っていたが、一人暮らしを再開。

母の助言で家具家電は家族ができてからも使える大容量サイズを購入。

2年後のアパートの更新時期までに結婚相手を見つけるように!と母に念押しされて実家を出た。

正直、2年で見つけるのキツいなと当時思っていた。

私が27歳を迎えた年はちょうどコロナが流行り始めたころだった。非常事態宣言が出て、外食や旅行は自粛していた。
知らない人と食事なんてとても出来る状況ではなかった。

一人暮らしでリモートワークでほとんど誰とも会話しない日もあって、孤独を感じ、余計に人恋しかった。

ライブやフェスは開催中止が相次ぎ、なかなか生音を聴けなくなった。

私の「将来、子供と一緒にフェスに行きたい」という夢が危ぶまれる状況となっていた。
けど、いつか元に戻ると信じて諦めずに婚活を続けた。

少しコロナが落ち着いた頃、ライブ会場で今の旦那さんと出会えた。

当時は立ち位置指定や声出し禁止などの制限があったが、久しぶりに生音を聴けた。ライブ後、お互い興奮しながら感想を言い合って意気投合した。

交際1年半後、29歳で結婚した。
2年以内で結婚出来たのは奇跡かもしれないが、
母の言葉がなければ、意識が違っていたかもしれない…

親のあり方次第で子供は変わると思う。

子供が嫌がるのを承知で口うるさく助言をくれる親の存在は本当に大きい。
見習いたい。

実家暮らしの子あるある

少し脱線したけど、ここで、私の友人達の話に戻る。

私の友人達の共通点は、日々の生活(特に推し活)に満足し、その先の目標がないことだ。

つわりが治まって来たタイミングで友人とランチに行くことが増えた。

久しぶりの友人との話題は私の話がメインだった。

気が付かなかったが、私の生活スタイルが変わってきたらしい。

友人は私の結婚生活を聞いて、自分のことを「実家暮らしの独身女」と自虐ネタのように言ってくるようになった。

友人の生活スタイルを聞くと、

  • 朝、ギリギリまで寝てても朝食が用意されている。

  • 仕事から帰ってくれば、晩御飯はある。

  • 洗濯カゴに服を入れておけば翌日には洗濯されている。

  • 給料の大半を趣味に使える。

  • 先の事には目を背け、考えないようにしてる。
    ゲームや声優アイドルなどの趣味で現実逃避してると言う。

  • 収入が少なく貯金はあまりできていない。
    一人暮らしするなんて無理だと思っている。

友人と話をしていると、学生の頃から生活スタイルが変わっていないように思える。

家賃や光熱費の心配は要らない。
中には野菜は全て祖母が作ってくれるという子や、両親のお陰で高額なふるさと納税も頼めちゃう子がいる。

今、物価が上昇し、連日の暑さで野菜の価格が高騰している。
その影響について、どこか他人事のようで、ほとんど受けていないようだった。

一緒に買い物へ行けば、レタスや大根が今いくらで売られているかも知らなかった子も…

ある意味、幸せなことかもしれない…

結婚というステージ

友人の1人から人生のステージをどんどん上がってるね、先を行っててすごいよ...!と言われた。

人生のステージを上がってるというのは響きがいい。
その分、責任は重くのしかかってくる。
我々夫婦は不安だらけで毎日胃がキリキリしている。

マイホーム計画を始めてから将来のことを否応なく考えさせられる。
妊娠発覚後、いつまでにどれくらい子供のお金が必要になるかも明確になってきた。

間取りのことだけでなく、貯金や保険のことまで…考えることだらけの日々。

先日、生まれてくる子のために両家で安産祈願をしてきた。
両家で集まるだけで色々調整がいる。
食事をすれば、どちらが支払うかも調整が必要になってくる。

環境も考え方も違う人達が家族になるのだから話し合いは増える。

結婚してから幸せなことが多いけど、面倒なことも増えた…

人生のステージを上がれば、その度に壁が立ちはだかってくる。今まで気にも止めなかった事が気になる。

このさまざまな経験が私を大人へと成長させるんだと思う。

小学校からの友人は「周りは大人になっていくのに私だけ取り残された気がする…」とぼやいていた。

もがけばもがくほど、得るものは大きいと私は信じている。だから失敗もいっぱいしてきた。

その友人は、あと一歩踏み出せば、見える世界が変わるかもしれないが、踏み出す勇気がないと言う。

今年20歳になる年なら、そんなことを言っていてもいいと思う。

たとえ結婚したいという目標がなくても、それなりに将来のとこを考えて動かないと行けない段階に来ていると思う。

これからの友人達との関係

旦那さんの友人達は結婚ラッシュで、同じようなことに悩んで相談し合いながら、関係を続けている。

私の友人達も同じように結婚ラッシュを迎えてたら…と、たまに考えてしまう。

出産後は友人と会う頻度が減ってしまうだろう。
こうやってランチに行けるのは年内までだろうなと…

会う度、話題のギャップが広がってくのを感じる。
寂しいことだけど、これからの友人との付き合い方について考えた。

婚活で悩む友人には、マッチングアプリの経験を話そう。
将来について目を背けている友人には、嫌われる覚悟でアドバイスをしよう。
結婚したいのか分からない友人には、結婚のメリット・デメリットを話そう。

少し寂しいけど…
相談してくれる子の力になればいいなと思う。

友達付き合いが減ることを今から悩んでも仕方ないことだし、なるようになるさ!と思うしかない。

出産後は、新たにママ友が出来るかもしれない…!
引越し先のご近所さんと友達になれるかもしれない!

ひとまず前向きに考えようと思う。

長文を読んでいただきありがとうございました。

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