電話するのが怖い

自分から電話するのが怖い。研究でお世話になっていて,何回も会っているのに電話するのが怖い。

「明日でも大丈夫だろう」

「夜もう遅いから電話しない方がいい」

「もう少し計画を立ててから」

「アポイントメントが取れなかったらどうしよう」

「アポイントメントを入れすぎて慌ただしくなったらいやだな」

「相手がまずい状況の時に電話しちゃったらどうしよう」

「電話の途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」

…などという言い訳で頭がいっぱいになる。言い訳の嵐に襲われる。

しかし,いざ電話してみるとそうした心配は不要だったことがわかる。この「わかる」体験を何度もこれまでしてきたが,それでも怖くてぐずぐずする。

電話は「いま・ここ」で相手と向き合い,やりとりするもの。しかも,電話は耳だけをフルに使って「いま・ここ」で主人公になることを求める。主人公になることが苦手な私にとっては余計に苦手。ゔゔっ,苦手だあ。

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