見出し画像

ガニマタ君さようなら。

寒くなると,ふくらはぎが冷えて重だるくなる。この「重だるふくらはぎ」は私のやる気を確実に失わせる。だから,ふくらはぎを冷やさないように,分厚い靴下を履き,サポータし,毛糸で編んだレッグウォーマーをはめる。そうやって対策しても重だるくなってしまう。しかも,いったんそうなると,ストレッチをしても,長湯をしても,温泉に行っても,マッサージに行っても治らない。原因不明で治療法不明のフジノヤマイに長年に悩まされ続けた。

画像2

どうやら【がに股】が原因らしいことが最近わかった。上の写真を見てほしい。私はいつもがに股歩き。いつのころからはわからない。高校時代に山岳部で山歩きをしているころにはすでに,がに股歩きだったような気がする。それが事実であれば,がに股歴30年以上になる。筋金入りのガニマタビトだ。2019年3月にサンパウロで撮った写真を見ても,やはりがに股。

画像3

通っている鍼灸院で「がに股になっているために,膝と腰に負担がかかっている」と言われた。鍼灸院でがに股仕様になっている脚の筋肉をほぐして正常な状態に戻してもらい,その後がに股歩きにならないようにした。ただし,気をつけていないとすぐにがに股歩きになってしまう。がに股にならないように歩くと,普段使っていない外側の筋肉をよく使うようで歩きにくいし,内股歩きになっているじゃないかと逆に気になってしまう(実際には内股にはなっていないのだけれど)。

しかし,効果は絶大だった。この非がに股歩きを少し(20-30分くらい)すると「重だるふくらはぎ」が短時間で消えていく。長年苦しめられてきた原因不明で治療法不明のフジノヤマイがあっさりと治るのでびっくりしてしまった。がに股によってねじれが生じて血のめぐりなり,気の流れが悪くなっていたのかもしれない。これで膝と腰に負担がかからないようになれば,腰痛改善にもなるはず!

ガニマタ君さようなら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?