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『スクスタ』はトップ画面だけで1時間語れる神ゲー【後半】

先日投稿した『スクスタ』はトップ画面だけで1時間語れる神ゲー【前半】に引き続いて後半パートです。
この記事からご覧いただいている方は、ぜひ前半パートも合わせてご覧いただけると幸いです。

さて、前半では『スクスタ』のトップ画面の良さを以下のナンバリングに基づいて、①〜④までお話ししてきましたが、後半では残りの⑤〜⑨についての妄想を書き連ねていきます。特に⑥が個人的にめちゃくちゃ好きなんで、そこだけでも読んでいってもらえると嬉しいです。

⑤高坂穂乃果・高海千歌・上原歩夢

ぶっちゃけた話、この3人については主人公ポジションの3人がセンターに、ってだけの話で、「新内閣発足時の記念写真、なぜ首相は最前ドセンなのか」レベルの話になるので、そこまでお話できることがないんですよね。
とりあえず、タイトルロゴの真下で「おれがラブライブだ」と言わんばかりに両手を突き上げる高坂穂乃果さんには流石の一言です。

また、穂乃果と千歌が同色の衣装に対して、ひとりグリーンを基調とした上原歩夢さんの新アイドルお披露目感は、「『スクスタ』で虹ヶ咲プロジェクトに火を付けたろ」という運営のガツガツした感じが出てて良いですね。
加えて、歩夢さんの髪色ですが、これまでの主人公2人よりも比較的柔らかめのカラーなのが面白いです。
前任者が「最初から頭のネジがぶっ飛んだカリスマ」と「葛藤の末に頭のネジの外し方を覚えた元常人」という、いずれも常人には務まらないポジションなので、もしアニメ化されたときに歩夢さんがどんな主人公をやってくれるか、柔らかめな髪色が最終的にオレンジに染め上がるのを期待したいと思います。
ただ、アニメもスクスタちゃんが主人公で出張ってくる可能性もありますが、、、

⑥東條希・津島善子・宮下愛

個人的に①〜⑨で最も好きなカットです。
まず画像見ましょう。

このカットの主役は津島善子です。
左隣(※本人目線では右隣)にセクハラ魔神、右隣にダジャレヤンキーという、レペゼン陰キャの善子には辛すぎる状況です。恐らく彼女は、Aqoursがいかに自分にとって恵まれた環境であったかを痛感していることでしょう。

まず、何故こうなってしまったかを考えていきます。
愛さんは面倒見が良いんで、自分を隅に置いやってでもちょっと浮きそうな子に付いてあげる優しさがあります。「キミも隅に置けない子だなー」とか言いながらさり気なくフォロー入れる心優しきダジャレヤンキーです。
善子も心の機微には敏感な方なんで、恐らく愛さんの思いやりにも気づいていると思います。
ただ、対応の仕方が分からないんです。
いつもの善子なら、照れ隠ししながら「もーありがとー!」と声を張り上げるか、堕天使モードで婉曲に感謝を伝えるところですが、初見で愛さんの見た目と距離の詰め方のエグさにビビっちゃって、もうどうしようもないんです。

一方で、逆サイドのセクハラ魔神ですが、こっちも浮きそうな子アンテナはかなり鋭いので、基本は善子への優しさから彼女に寄り添っています。さらに、これまで転校を繰り返してきた彼女は、愛さんと違い陰キャにとって優しい距離感についても心得てるはずです。
ただ、同時に東條希の行動原理のひとつに「オモロイやん」があります。まず、愛さんと善子っていう構図がオモロイうえに、ここでウチもガッツリ距離詰めたらオモロイやん?とかニヤニヤしながら考えてます。
結果、左腕を伸ばしてしっかり善子の身体をキープ、善子の頭にはヤンキーの右手という、大変オモロイ絵面となっています。

間違いなく善子も心の中では2人に感謝してるんですが、それ以前に刺激が多すぎて思考回路はショート寸前、今すぐ沼津に帰りたいって状況なんです。
斜め前の花丸に何度SOS信号を発信したことでしょう。
しかし、花丸も憧れの凛さんを前にハイテンション、全く気付いてもらえません。

以上をふまえてもう一度ご覧ください。

いつもなら中指もピンと伸ばした左手の決めポーズも、今回ばかりは折れかかっています。
まさに、善子の心そのものです。
沼津へ帰る道中、話の尽きないルビィと花丸を尻目に疲れ切った表情を浮かべる善子を想像するだけで、こちらにも同情の念が湧き上がってきます。
このように、ヤバい2人に捕まった運の無い津島善子のドキュメンタリーが垣間見えるこのカット、ホントめちゃくちゃ好きです。

⑦天王寺璃奈・星空凛・国木田花丸

このカットも非常にエモさがありますね。
前半パート『ぽねいちゃー奮闘記』の部分で、ダイヤさんが妹と花陽さんをくっつけるために、花丸に凛さんの足止めを依頼したという妄想を書きました。
当然、今回もそれに準じる形でお話ししていこうと思います。

CDのドラマパートとかを聴いても花丸ちゃんは内輪では多少おちゃらけつつも根はガッツリ生真面目タイプなので、今回も凛さんと一緒に写真に写ることよりもルビィちゃんのために凛さんを足止めという使命感が先行して、軽くバッド入ってるような状態だったと思われます。
生真面目なところあるんで、もしかしたら不純な動機で凛さんに近づくというところも引っかかってたかもしれません。

しかし、善子が堕天使なら花丸は聖歌隊、善子がミカン食べられないなら花丸がミカンを頬張る対極の関係性です。善子が今回背負った不運の分、花丸には幸運が訪れます。
その幸運とは、天王寺璃奈であり、璃奈ちゃんボードです。

「凛には似合わないよ、、、」とか言い出さない限り、凛ちゃんは基本的に自分の気持ちに正直に行動するタイプです。
璃奈ちゃんボードみたいな面白そうなものに食いつかないはずがありません。
「凄い数だにゃー!ねーねー何種類くらいあるの?電池で動いてるのかにゃ??」
ROLAND様の質問箱レベルで質問攻めです。
一方で、でんきタイプに弱い花丸も「未来じゅら〜」と黒澤ダイヤミッションを忘れるくらい目を輝かせて璃奈ちゃんボードに食いつきます。
気づけば3人は互いにマイメン、璃奈ちゃん花丸ちゃんのインドア派2人にも関わらず、初対面で手繋いちゃうくらい仲良くなります。

凛ちゃんが話しかける→花丸が璃奈ちゃんに安心感を与える→璃奈ちゃんが話せる」という循環システムが構築され、報われて欲しい3人がしっかり幸せになる素敵なカットでした。

⑧絢瀬絵里・桜坂しずく・松浦果南

「姉御2人に挟まれた1年生」という、両サイドの学年こそ違えど構図的には⑥に近いものを感じさせるカットです。
しかし、桜坂しずくの余裕の笑み、果南と重ね合わせた拳からは、舞台慣れした強心臓が感じられ、相対的に善子のヘタレっぷりを際立たせています。
なんていうか、デキる上司に可愛がられる優秀な新入社員感が凄いですね。
絵里も果南も、そこまで深く考えずにオールスター感謝祭の休憩時間に誰とでも食事行けちゃうタイプの人種で、しずくもサッカー部と仲良くなれる文化部のような肝の座り方してるんで、この組み合わせは意図せずベストマッチだった感じでしょうか。
というか、この3人なら何処のピースにハマっても特に支障なくやっていけそうな気がします。
あとは、果南さんにもう少し後ろの後輩を気遣う細やかさを期待したかったのですが、彼女の性格を踏まえるとそれを期待するのは酷な話です。

⑨西木野真姫・小原鞠莉・朝香果林

いよいよ最後のカットとなりました。
ここでは、前半パートで立てた「矢澤にこ・西木野真姫、撮影時喧嘩中」説に準じて見ていこうと思います。
素直な優しさを求めて優木せつ菜に逃避した矢澤にこに対して、西木野真姫はカッコいい大人を求めます。背伸びしがちなところホント可愛いですよね。
そして、カッコいい大人を求めた結果が金持ちとモデルです。
もう発想がIT社長と芸能人に走る丸の内OLのそれです。
そんな真姫の思惑に、鞠莉はもしかしたら気付いてないかもですが、果林は恐らく気付いてます。そんな顔してます。「私にもそんな時期があったわ」的オーラがヤバイです。
鞠莉の腰に伸びた果林の右手からは、「しっかり察してあげなさいよ」というメッセージ性が感じられます。
それで、果林さん公式プロフィールに「意外とピュア」とあるんで、多分こういう類の初心な恋愛沙汰は大好きなタイプです。こっそり別マとか愛読してて欲しいです。逆に東條希は昼ドラ好きであって欲しいです。

真姫ちゃんに視点を戻しますが、当初は「にこちゃん見てるー?」ぐらいのイケイケ具合だったと思います。
しかし、鞠莉さんと話した瞬間「ゴメンにこちゃん」になったと思われます。初見シャイニーは常人にはキツすぎます
それで、にこちゃんと関係を戻すために素直になる方法を果林さんに聞いてたらエモいですね。
それを横で聞いてた鞠莉さんが、「本気でぶつかった方が良いよ。大好きな友達に本音を言わずに2年間も無駄にしてしまった私が言うんだから、間違いありません!」といきなりガチなやつブッ込んできて、真姫ちゃんが「この人やっぱり凄い人なの?モウイミワカンナイ!!」とぐらんぐらんに揺れ惑ってまたひとつ成長して欲しいなって思いました。

以上、前半後半に分けて長々とお送りした今回の記事でしたが、いかがでしたか?
画像一枚でも人それぞれ色んな妄想の形があると思うので、今回の記事を読んで自分も書いてみようってなってくれたらホント嬉しいです。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました!

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