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『スクスタ』はトップ画面だけで1時間語れる神ゲー【前半】

皆さんお久しぶりです。
今回は、2019年9月26日にリリースされたスマホゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』、通称『スクスタ』のトップ画面の良さだけを延々と語っていく記事の前半パートとなります。トップ画面の良さだけで前後半で分けるくらい語っていきます。
したがって、攻略法やリセマラなどの単語は一切出てこないので、予めご了承ください。
また、スクスタ本編のネタバレは含まないのでご安心ください。

さて、まずトップ画面を見ていただきましょう。

素晴らしいですね。

本来、互いにスクールアイドルとして交わることのない時間軸に生きるμ's、Aqours、虹ヶ咲スクールアイドル同好会の3者が、時間を超越して一堂に会してしまった集合写真は、時間性と人間存在の有限性を唱えたハイデガーへの挑戦状でもあります。

話が逸れましたが、この集合写真の良さは、キャラ同士の関係性を軸に広がる物語の奥行きの深さ、言い換えると、めちゃくちゃ妄想が捗るの一言に尽きます。
その妄想を一つずつ晒していくという試みが、今回の記事のメインになります。

まず、既存の画像をもとにお話しするとちょっと分かりづらくなってしまうため、僕の方でナンバリングした以下の画像に基づいてお話しさせていただきますね。
ちなみに、前半パートとなる本記事では、①〜④までお話しさせていただくつもりです。

①優木せつ菜・矢澤にこ

スクールアイドルへの愛の重たさに定評のある2人ですね。
ただ、フジモンに木下優樹菜が、ヒロミに松本伊代が寄り添うように、矢澤にこには西木野真姫というパートナーがいたはずです。
ちょっと距離遠くありません??
ここでひとつの仮説を立てたいと思います。
それは、「矢澤にこ・西木野真姫、撮影時喧嘩中」説です。
そんな、両者の仲があまりよろしくないなかで撮られた写真と考えると、色々と可能性が広がっていきます。

明日こそ素直に笑いかけるよ 決めてもためらい気分 (『ずるいよMagnetic today』/ 西木野真姫(CV.Pile)、矢澤にこ(CV.徳井青空) : 真姫パートより抜粋)

今回も、真姫ちゃんのデレを欲するもためらい気分で焦らされて堪えきれず暴発したいつもの矢澤と仮定しましょう。
そして、疲弊し切った矢澤が欲するのは、素直に笑いかけ、自分を立ててくれる後輩でしょう。
そこで優木せつ菜の登場です。
周りが制服着ててもひとりアイドル衣装キメこみ、たとえ影でパワプロさんと呼ばれてても自分を曲げないほどのプロ意識の持ち主である彼女が矢澤にこにリスペクトを向ける姿は、想像に難くありません。
そんな熱く眩しい視線を向けられれば、チョロい矢澤は即陥落です。
「このにこにーの良さが理解できるなんて、あんた、なかなか見込みがあるわねー」とイキってる姿が目に浮かびます。
結果、持ち直した矢澤渾身の営業スマイルと、憧れの人に接したせつ菜の素直な笑顔が以下のとおりです。

ノリノリでせつ菜にポージング指導をする矢澤先輩と、いちいち感動しながら聴き入るせつ菜の姿を容易に想像できる、ハートフルコメディがたまらない良良良なカットでした。

②黒澤ダイヤ・小泉花陽・黒澤ルビィ

このカットの物語は、黒澤ダイヤを主人公に展開されます。
愛しの我が妹ルビィの夢を叶えてあげたい。推しの隣で微笑む妹の姿が見たい。
そんな妹想いのぽねいちゃー奮闘記が②です。

自身も重度のスクールアイドルマニアでありμ'sのファンであるダイヤさんは、当然妹の推しである小泉花陽についても熟知しています。
そして、大変頭の良いダイヤさんは、妹と花陽さんのツーショットの完成を阻む存在が、隙あらばかよちんかよちんの花陽古参オタ星空凛であることにも当然気づいています。
「いかにして星空凛を遠ざけるか」
ミッションのクリアのための役者として、彼女は国木田花丸に白羽の矢を立てます。

凛さんへの憧れもあってスクールアイドルとなった花丸さんが、憧れの人と一緒に写真に写ることができて、しかも花陽さんから凛さんを遠ざけていてくれる——
そんな清濁併せ呑む発想で、妹には内緒で花丸に共謀を持ち掛けます。
花丸からしても、比較的断りづらいダイヤさん相手ということを抜きにしても、大切なルビィちゃんの役に立てて、自分も凛さんと一緒に写りたい、話してみたいという想いが少なからずある。「まるにできるずらか…?」の1点を除けば、首を横に振る理由はありません。

そして、見事ダイヤさんの計画どおり、何も知らないルビィちゃんは花陽ちゃんと一緒に写ることができたのです。

ルビィちゃんの、推しと撮ったチェキ感な表情とポージングが堪らないですね。
そして、けして社交的な部類でない花陽ちゃんですが、相手がガツガツ来るタイプでなく、しかも自分に憧れてくれてて、何より自分と同じアイドルオタクな相手の横ではこの余裕の表情です。

八面六臂の大活躍を見せたダイヤさんですが、自分より妹を優先する姿は作中から一貫してます。
今回も、恐らく自分が憧れのエリーチカの隣に立つことなど考えてなかったでしょう。
それどころか自分の立ち位置さえ頭から抜けており、でも花陽さんとルビィのツーショットに近づく訳にはいきませんわということで、なんか浮いた変な感じになっちゃってますが、もう、この変な感じが愛しいですよね

③ エマヴェルデ・近江彼方

さて、この画像内で唯一同一グループで写っているこの2人ですが、この2人についてお話しする知識がないため、申し訳ありませんが省略します、、、
ただ、エマは「日本のパンの耳みたいにウキウキするスクールアイドル」になりたいって言ってますし、彼方もスクールアイドルの動機は「妹に褒められるため」なんで、それぞれ自分の中で理想のスクールアイドル像が確立してるから、他のアイドルへの憧れより友達と写る記念撮影的なノリなのかもですね。
ただ、彼方の右手のにこにこにーが気になり過ぎるので、これを読んだ方ぜひ妄想を聞かせてくれればと思います!

④南ことり・桜内梨子・渡辺曜・園田海未・中須かすみ

ここは基本2年生組という感じでめちゃくちゃ分かりやすい振り分けですよね。
このカットで最も注目して欲しいのは、唯一1年生で写り込んでる中須かすみです。
モンスター・中須かすみのしたたかさがこのカットから見て取れます。

かすみんこと中須かすみの魅力は一言で表すとウザ可愛さでしょう。
同路線の先駆けとして矢澤にこ先輩がいますが、かすみんは後輩キャラを存分に利用している点で差別化を図っています。にこが「宇宙No.1アイドルにこにーの言うことが聞けないですって〜?」で上から来るのに対して、かすみは「先輩こんなことも出来ないんですかぁ?」的な、下からマウント取りに来る感じです。
ただ、「出来るオーラを出したい」という見栄っ張りな点は、にこ先輩とかすみんに共通しており、2人のスクールアイドルとして上を目指す野心家な側面は、見栄っ張りな承認欲求の強さからくる部分も大きいと思います。

そして、上を目指すにあたって、今回、中須かすみは2年生組に強引に引っ付くというスタンドプレーに走ります。
虹ヶ咲の主人公ポジションには、ご覧の通り上原歩夢さんが君臨しています。
中須かすみも頭は良いんで、ここを狙うほど自分が見えてない訳ではありません。
では、自分が狙える一番のポジションはどこか。
彼女は主人公を支える2番手ポジションに目をつけます。

中須かすみの部分を指で隠してみてください。
2年生組4人だけで全く違和感ないでしょう。
海未ちゃんが足をクロスしてまで背を向けてるのに強引に押し入る強心臓、ハンドサインは他の4人に準わずに個性を主張、そしてキメ顔。
このカットには、中須かすみの魅力が存分に詰め込まれています。

以上を踏まえると、左3人は本当に純粋な笑顔を見せてくれるのに対して、海未ちゃんの笑顔がこわばって見えてきませんでしょうか。
ぼくは、曜ちゃんの腕を掴む海未ちゃんの右腕にどれだけの力が込められているのか気になって仕方ありません。

以上、前半パートということで長々と書いてきましたが、後半パートもかなり個人的に刺さるカットがあったので、記事の更新を気長にお待ちいただければと思います。
※2019/10/1 後半パート投稿しました!
『スクスタ』はトップ画面だけで1時間語れる神ゲー【後半】

ここまで妄想にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

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