新食感宣言解除→居酒屋政治発言の最適解

世に数ある宣言たち。

ポツダム宣言
平和都市宣言
緊急事態宣言
関白宣言
そして新食感宣言。

今日から全国的に緊急事態宣言が解除された。
「宣言」というものが解除することができるということは、全くの見識外であった。

今回の緊急事態宣言は確か安倍総理は「宣言を発出」という言葉で行っていたし、マスコミは「宣言が発令」と言っていた。

宣言ってなんだ??宣言者によってどうもニュアンスもルールも異なるようだ。ちょっとニュアンス別に仕訳けてみよう。

ポツダム宣言…「もう戦争終わりでーす」→お知らせ

平和都市宣言…「戦争に与しませーん」→自己啓発

緊急事態宣言…「やばいからやめろーできる範囲でー」→命令

関白宣言…「俺主役で生きろーできる範囲でー」→命令

新食感宣言…「食べたことない食感だよー」→宣伝


このようにみると「宣言」とは定義としては自由度が高い(かなりいい加減な)もので、
意外にも緊急事態宣言と関白宣言は同じ「命令」という意味である。平和都市宣言なんかは選手宣誓に近い。


逆に同じようなニュアンスが別の言葉で表現されるものもある。
変、事変、乱、運動、協会、連盟、同盟、会議、会談など。こういう曖昧さ適当さが日本の歴史教育を難しくしているのではないか。と、強く抗議したいわけでもないんだけど。

近頃は特に新しい言葉生みたがり使いたがりの風潮があり、都道府県知事の色出しに使われているのがK-1選手の「またの名を」みたいだなと思う。あそこはテンションあがるところで。

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