2022年6月28日「全体主義的報道」

ニュース番組を見ると、毎日危険な暑さが続いているらしいです。らしいというのは昨日一歩も外に出ていないから。

報道に配慮がないと思うのは、一般大衆(の思考)を基準にし過ぎるところです。危険な暑さでも外で働かなくては僕たちの生活が立ち行かなくなる。暑さ報道はそんな労働者をないがしろにしている気がします。

コロナ全盛の頃も「エッセンシャルワーカーに感謝」という風潮がありました。医療従事者で言えば、「私達が休むわけにはいかない!」という義憤で働いている人ばかりではありません。単に有給を使いすぎて休めなかっただけの人や、コロナ患者は絶対受け持たないと決めて働いている人もたくさんいます。

個が多様化する時代。全体主義を改める時期に来ているのだと思ったり。

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