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リオグランデ ~ 故郷 of 嫁さん ~

2記事目。

自己紹介を除けば実質初投稿ということで何を書こうか悩んだんですが、
まずは嫁さんの故郷紹介をしていきたいと思います。

場所

嫁さんの出身地はブラジル、リオグランデ・ド・スル州のリオグランデという町です。

地図で見ると、

ブラジルの中のリオグランデ・ド・スル州の場所
リオグランデ・ド・スル州の中のリオグランデの場所

ここ。ブラジルのほぼ最南端の町。

この立地を日本で例えるなら北海道の稚内といったところでしょうか。

冬は結構寒く、雪が降るほどじゃないけど最低気温5℃くらいまで下がることもあります。

東京の冬と同じくらいなので日本人にとっては普通の冬ですが、
リオデジャネイロとかから来たブラジル人にとっては想像を絶する寒さらしく防寒不足で苦しんでいる人もたまにいます。

行くときはポルト・アレグレまで飛行機で行き、そこから車で4時間くらいかけて行くのがおそらく定番かつ最短。

それでも日本からこのリオグランデまで来るのにドア to ドアで約48時間くらいかかりますが。

あと車で2時間走るとウルグアイに行けるので最寄りの空港より近いです。

文化とか

言わずもがなですがブラジルはとても広く、今調べたら全部で26州もあるみたいです。

僕はその中でも3州くらいしか行ったことないんですが、それぞれの州で独特な文化や、言葉、食べ物があります。

リオグランデ・ド・スル州の州旗
昔一緒に働いていた上司の受け売りだと、緑は州に広がる草原、赤は独立の際に流れた血を表しているそう。黄色は忘れた。

まずブラジルはその人の出身州によってそれぞれ呼称があったりします。

日本人が北海道出身の人を『道産子』と言うのに似た感じです。たぶん。

サンパウロ出身の人は『パオリスタ』、リオデジャネイロ出身の人は『カリオッカ』と呼ばれますが、

リオグランデ・ド・スル州出身の人は『ガウーショ』と呼ばれます。
女性であれば『ガウーシャ』。

これはもともとはここ周辺の草原地帯で牧畜をしている人たちを表す言葉だったのが、いつしかリオグランデ・ド・スル州出身者全体の呼称となったみたいです。

『ガウーショ』というと『勇敢』とか『寛大・親切』というイメージがあるらしく、
リオグランデ・ド・スル州出身者は自分たちがガウーショであるということを結構誇りに思っている人が多いです。

地元の人と話していても『ガウーショの町にようこそ』と言われたりします。

リオグランデの文化について書き出すと長くなるので今回は一旦この辺にしといて、後日思いついたらまた書きます。

食べ物とか

リオグランデの一般的なレストラン

ブラジル料理と言えばシュラスコが有名ですが、そのシュラスコ発祥の地がリオグランデ・ド・スル州です。

週末は庭とか道端とか、そこらじゅうでシュラスコやってます。

地面で直火でシュハスコやったりもする
焼く肉の量に対して消費する薪の量がすごい

というわけで食べ物は肉が多いですね。
主食は豆と芋が多め。野菜、果物も安いので結構食べます。


コロナ禍に職場で出されていた弁当はこんな感じ

海沿いの町だけどシーフードはあまり食べません。
結構シーフード苦手な人多く、嫁さんも海鮮全般苦手です。

その他特徴とか

草原地帯なので牛、馬、カピバラが大量にいます。

カピバラが大繁殖できているのでカピバラの天敵系の動物はたぶんあまりいません。

そこら辺の海でカピバラが何食わぬ顔で泳いでたりします。

馬車も現役で稼働してる

あとたまにオットセイも出没します。

町のフェリー乗り場前

引くほどでかいオットセイを結構至近距離で見れます。

あとしいて特筆すべきことと言えばカッシーノビーチですかね。
ここはギネス記録にも載っている世界で一番長いビーチだそうです。

お世辞にもきれいなビーチではないですが、それなりに有名なようで夏は結構人が来てビーチでシュラスコやってます。

50年くらい前にカッシーノビーチで座礁してそのまま朽ち果てた船

まとめ

嫁さんの故郷、リオグランジのざっくりとした紹介はこんな感じです。

小さい町だけど書き始めたら意外と長くなってしまいました。

まだいろいろと書きたいことはありますが、あまり長くてもあれなので今回はこれくらいにして、また個々の詳細は別途書いていこうと思います。

需要なさそうだけど。

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