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memo_20201007

2020/10/07
前営業日(10/6)の金融市場トピック&サマリ

外為市場
〇ドル円は小幅反落。終日、横ばいで推移した。
〇NY時間にはトランプ米大統領が民主党との追加経済対策の打ち切りを表明したことで、米国株が反落。
〇リスク回避色の強まりを受けた円買いとドル買いが同時に発生する格好に。
〇円とドルの綱引きとなったため、ドル円は膠着した。
〇ドル以外の先進国通貨は円に対して総じて下落。
〇新興国通貨も上述のリスクオフを映じて対円、対ドルともに売られる通貨が散見された。

株式市場
〇東京株式市場で日経平均は続伸。23433.73円 (+121.59円)で取引を終えた。
〇新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の退院が伝えられ、幅広い業種に買いが入った。
〇ランチタイム中に公明党の山口那津男代表がGoToトラベルの延長に言及したことを受け、内需底上げ期待も相場全体を下支えした。

〇ストックス欧州600指数はほぼ変わらず。
〇過去6カ月間で値上がりが目立っていた銘柄に売りが出たことに加え、パウエル米FRB議長が十分な政府支援がなければ米国の景気回復は脆弱なものになると警告したことが重しとなった模様。
〇一時は0.5%高まで上昇していた。株式相場が回復し始めた3月から投資家が選好していたテクノロジーやヘルスケア銘柄がこの日は特に売られた。一方、銀行や旅行・娯楽株は上昇した。エネルギー株も高い。

〇米国株式市場で主要3指数はそろって下落。前場の株価は堅調に推移していたが午後には一転。
〇*TRUMP SAYS HE’S STOPPING STIMULUS TALKS UNTIL AFTER ELECTION.
〇トランプ米大統領は追加景気対策パッケージに関する民主党指導部との協議を停止するよう交渉担当者に伝えたと明らかにした。
〇「選挙後まで交渉を止めるよう担当者に指示した。
〇私の勝利直後に勤勉な米国の人々や中小企業を重点対象とした大規模な景気対策法案を通す」とツイートした。
〇トランプ大統領は民主党の財政案を拒否し、選挙後まで交渉を行わないと表明。このヘッドラインを受けて米国株は急落した。

〇米国時間のWTI原油先物価格は3%超上昇。
〇メキシコ湾に接近するハリケーンによる供給混乱やノルウェーの石油労働者によるストライキの見通しに支えられた。

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