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【デジカ】今までの対戦環境振り返り【#2:BT4~6編】

こんにちは!Gattoです!
以前投稿した#1がかなり好評でしたので、続いての#2となります!

前回の#1はこちらから!

BT3までと比べてカードパワーの上がり方がかなり大きくなり、このあたりから青オメガやシャインと言った過去の環境デッキが通用しなくなってきた感覚があります(実際は戦える状態ではありましたが、1枚で生み出す出力が違いすぎました)。

今回も思い出せる範囲で当時のテンプレリストも付けてみたのでイメージしやすいかなと思います。(デジカプレイヤー御用達、デジカレシピクリエイター様(https://digimon-cg-guide.com/recipe-creater/)を使用しています。)

デジカ1年目の年末~2年目突入まで、一緒に振り返ってみましょう!!

拙い文章ですが、最後まで楽しんで頂けたら幸いです!
ご意見などあればコメント下さい!!


1.BT4 グレイトレジェンド期


BT4は何と言ってもブースター発売前に登場した3種のスタートデッキに触れざるを得ません。
これはBT1発売前に登場した赤青黄の500円デッキと同じような内容の緑黒紫デッキとなる….と思われていたのですが、内容は何とぶっ壊れ。
それぞれのカードパワーが当時に合うように調整されたので当然と言えば当然ですが、ST1-3と比べてかなり強化が入っていました。
何と言ってもこのスターターの一番の特徴は1コスト進化ブロッカーが登場封入されている点です。
当時はどのデッキもブロッカーはほぼ必須採用だったため、進化コストが軽くブロッカーとしての仕事もこなせる1コスブロッカーが入る緑黒紫は当時の環境の一歩先を進んでいました。

またこのタイミングから購入金額に応じたプロモパックの配布も行われました。(味を占めたのか今後いくつかこの方式でのプロモカード配布が始まります。)

当時のトップレアはなんとメタルガルルモン
ST6に封入されていたネイルボーンとかなり相性が良く、横展開が凄い速度でできると話題になっていました。
確かですが一枚700円くらいで取引されていたと記憶しています。

グランとブラウォはこの時点では使い道が無く、どちらもたまにピン刺しするくらいかな、という感じでしたが、グランクワガーモンは9弾、ブラックウォーグレイモンは11弾で大化けすることをこの当時はだれも知りませんでした

そういえば君たち再録まだだったね


さて長くなってしまいましたが、BT4弾についてです。

今弾から新ギミックとなるテイマー進化(ハイブ進化)が登場しました。
今弾では赤青だけでしたが、これにより盤面だけで無くテイマーからもリーサルを考えなくてはいけない、今のデジカ環境に近い状態になっていました。
またカオスモン/カオスモンヴァロドゥルアームの登場により全色からLv7に飛べる状態になり、特に今までの緑黄に強化が入ったと感じています。
これにより既存デッキで一番強化を受けたのは何と黄シャイングレイモンデッキ
スラッシュエンジェモンによるサブプランよりもカオスモン:ヴァロドゥルアームの方が火力があり、消滅時効果もあることでダメ押しとしてもかなり強力でした。

しかしそれ以外ではあまり大きく環境の変化はなく、ST4-6の強化弾というイメージが個人的に強かったです(ビクトリーグレイモンやズィードガルルモンといった簡易除去が増えたので大きく環境が変わらなかったのです)。

そして何と言ってもBT4は何と言ってもカートン内SR率ランダム事件がありました

今までのデジカ(現在も大体そうなのですが)は1カートン内で大体どのSRも均等に5-6枚程封入されているため、余裕がある人は1カートン買う人もいたのですが、なんと今回はそれが全てランダムでした。
初のSEC3枚箱ということもあり、かなり物議をかもし出した事件でした…

そしてこの弾のSECのエングレ、エンガル、ルーチェモンはこの時点で使い勝手が悪く、中々活躍が難しかったです。
ルーチェモンはまだ後述デッキに採用されていることもありましたが、エングレエンガルはBT5-6の間に配布されたプロモパックで専用強化が入るので、そこでまたお話しようと思います。

・ヘラクルカブテリ

Lv5アルゴを1→2、ひめちかを1→3と読み替えてください。
当時はいつもの制限カード無規制時代でした。

ST4で登場したヘラクルカブテリモンを主軸にしたハイパワーデッキです。
当時は育成でヘラクルまで進化し、新能力デジバーストにより内蔵フラウカノンを連打し、上から除去しながら貫通で打点を出すデッキで、当時大流行しました。先述した1コスブロッカーと汎用サーチのテントモンの登場によりかなり安定感が爆増した上に、STのアトラーカブテリモンによるセキュリティ破棄、チクチクバンバンの受けなど、それまでの緑デッキの欠点が少しずつ解決されていました。
更にBT4で登場したニーズヘックモンで一気に盤面をデッキ下に送るという、過去にない盤面制圧力を得て、かなり完成されたデッキになったと感じています。
ニーズヘックモンは当時、未来のカードパワーと言われていました。
(実際当時のカードパワーと比べて数段上を行く強さでした。)

強い動きとしてはアトラーヘラクルでの貫通+セキュリティ破棄する動き、アルゴヘラクルでアタックするたびにテントモンを登場させ、手札を安定させる動き、アルゴを吸収進化してニーズヘックを爆速で立てて相手デジモンをデッキ下に叩き落とす動きになります。
書いててよくわからなくなってきていますが、攻防共に当時環境トップレベルでした。


・紫メタガル

プロモパックで登場したメタガルと相性の良いネイルボーンを主軸に、BT4で登場したプルートモンを採用したコントロールデッキになります。

この動きの良い点は、メタガル効果のデジバーストで破棄したデジモンもネイルボーンの対象になる点です。
序盤から盤面を並べられ、当時はヘラクルやシャイン、後述する黄ウォグレなどでないと処理しきれず、そのまま盤面に残すとプルートモンからのヘルズゲートも警戒する必要があるかなり厄介なデッキでした。
BT3で登場したレディデビモンでトラッシュを増やすことで最大4体を一気に並べる事が出来ます。
またST6でこちらも1コスブロッカーを獲得し、使用しやすいデスクロウを獲得したことで、紫デッキの一つ弱点であった序盤の盤面の取り合いにも対応できるようになりました。
また一方的に攻撃されるだけだったオメガモンに対してもヘルズゲートを言う回答を得て、BT2ミレニアモンで上から取ることもできるので、コントロールとアグロ行動ができるかなり良デッキとなりました。(BT5でもっと相性の良いLv7が登場します。)


・黄ウォグレ

BT4で登場した黄ウォグレを主軸にした中速から連続で攻撃しながら、盤面処理ができるデッキとなりました。
今までのデッキに無い、自身で自身のセキュリティを割る行動が初登場したデッキになります。
絶光衝でメモリーを稼ぎ、盤面をDPマイナスしながら2回攻撃、メガログラウモンでさらにDPマイナスかBT3エンジェウーモンからブシアグorルーチェorプロットを展開する動きがかなり強いです。
また黄はST4-6に続いて先行して1コスブロッカーのピットモンを獲得したことで、こちらも当時は赤青と比べて多く使われていました。
コントロールやアグロのようなデッキではなく、一気にこっちから仕掛けてテンポを取るデッキなので、今までのデッキとは一味違うテイストだったため、当時かなり流行していたと記憶しています。


当時多かったデッキはこのあたりでしょうか。
もちろん赤青黒も強化が入っていましたが主にこの3つのデッキが中心に環境を席巻していました。


2.BT5 バトルオブオメガ期


BT5では全色に強化が入り、デジカの第2ステージが始まったと感じています。オメガモン2種目の登場、ズワルトの登場により、Lv7のパワーも1段階上がりました。
デジバーストを持つデジモンも増え、全体的なカードパワー上昇を感じました。
また今回は他にもアーマゲモン、シク枠でオメガX、DEFEATと一気に5枚登場し、パラレルも半分は進撃オメガだったので手に入りやすい良カードでした。
ただこの弾だけではなく、後々のデッキで使われるカードが多く封入されていたので、当時はロードナイトが暴れまくっていたという印象が大きいです。

そんなパワーが全体的に上昇したデッキたちを見ていきましょう。

・黄ロードナイト

5弾で登場した恐らく最強カード、ロドナデッキです。
一度ロードナイトが着地できると、アタックするたびにLv3かナイトモンが登場出来る上、当時Lv5踏み倒しギミックを採用できたのが少ないこともあり、当時一番数が多かったと認識しています。
エンジェウーモンからも横展開できる上に、新規のスターモンズ、スパイラルマスカレードなどで盤面DPを下げ、ナイトモンや黄ウォグレなどでダメ押し、ヴァロドゥルアームでトドメを刺す動きがかなり強力です。
ロードナイト自体のDPも跳ね上がるため、基本的にオプションで除去するか無視して殴り切るかの二択をとるのが当時のあるあるでした。
またエンジェウーモン効果を発揮させるために絶光衝、ウォグレで自分からセキュリティを減らしながら打点を出し、盤面展開できたのでそのタイミングでカウンターを取るしかありませんでした。
こちらも青オメガに並んで過去デッキの中でも良デッキだと感じています。


・紫カオスデューク

5弾で登場したカオスデュークモン、オメガモンズワルトを中心にしたコントロールデッキです。
今まで少なかったLv5という高いラインを消滅できるカオスデュークを中心に、盤面処理をしながら詰めていく動きが強力です。
カオスデュークモン効果でアグロ行動もできる他、タクティモンの相手アグロ行動への対策、フィニッシャーとして盤面展開と除去ができるオメガモンズワルトを獲得したことでコントロール力が向上しました。
またズワルトからBT2キメラモン+他デジモンを登場させることで、こちらもLv5処理が出来ます。
またカオスデュークモンが2体並ぶだけでも盤面圧がかなり高く、アグロ性能も高いです。BT5で獲得したデモンズディザスターもかなり相性が良いので押し込み性能が高いです。
そして同時に太一ヤマトというテイマーが登場しました。
当時はアグロデッキがまだ少なく、順当主体のデッキだったのでかなり刺さる一枚でした。またオメガ系の共通課題であった火力(SA)不足を払拭できることもあり、究極合体が打てる白テイマーとして重宝されていました。(アナログの少年が出るまで)

・進撃シャウト

個人的に当時使い倒していたデッキの一つです。
新しく登場したシャウトモンDXを中心に、盤面処理とSA+を付与し、一気にアタックすることを目標にしているデッキで、当時では火力はトップクラスだったと感じています。
人によってBT1グレイモンやBT4アグニモンを採用している人もいたので、人によって調整できる良いデッキだったと感じています。
あくまで個人的に好みのデッキだったので説明は短めで…

バトルオブオメガ期は以上となります!

3.BT6 ダブルダイアモンド期


さてBT6の説明に入る前にいくつか環境が変わったのでここでお話しておきます。

まず、2021年3月に1周年プロモパックが登場しました。

当時はダンデビ強化されて嬉しかったなァ..

これにより超強化を受けたのは何とエンシェントグレイモンとエンシェントガルルモン。BT4でハズレ枠だったこの2枚がこのパック登場により値段が爆上がりしたのを今でも覚えています。

次に2021年4月にスタートデッキ デュークモン/アルフォースブイドラモンが発売しました。
このデッキは今までのスタートデッキと比べて値段が高い分、かなりデッキパワーが上がっており、正直このデッキだけで環境を取れるほどの強さでした。汎用パーツも多く、今後他デッキでも多く見かけるパーツが多く入っています。
内容もかなり強力なのですが、このスタートデッキにはなんとメモリーブーストが付属しています。

超汎用カード達..再録まだァ!?

これにより全てのデッキの安定感が爆発的に向上し、なんなら枠が余ったらメモブを入れろと言われるほど強力でした。代わりにテリアモンなどのメモリー阻害系デジモンが採用され始めたのもこの頃からです。

またスタートデッキ発売の関係で赤青に爆発的な強化が入った事と、BT6で低封入率カード(BT6では白オメガ)が登場した事で、新規ユーザーが増えた印象があります。後述する絆系が登場したことも相まって、回りにもこのあたりから始めた人が多い印象です。

そんな本格的にデジカ第2章が始まったBT6環境デッキを見ていきましょう!!


・ジエス

セイバーハックは現在制限なので1ですが、4と読み替えてください。

BT6で登場したジエスデッキです。
BT12発売直前ですが、今の段階でも長い期間暴れ続けたという理由で制限になったのはこのセイバーハックモンのみです。
当時はSTグレイモンを採用して、ジエス自体の課題点だった火力不足を解決している型もありました。
また、このあたりからオプションの火力が高くなっているので、緻密な戦術を採用して、より超火力を狙うタイプもあり、今後規制/ジエスSTが登場するまで環境に併せて調整を加えながら長い期間活躍し続けた歴代でも数少ないパワーデッキです。
強みとしてはジエスモンで2回攻撃しながらシスタモンを展開、超火力を叩き込むことが他デッキと比べても高い再現性でできる点です。
またこのあたりから順当進化の火力も数段階向上し、育成で完全体、究極体まで育て上げるプレイングも多くなり、ワンショットデッキも増えてきた印象です。

・エングレ絆、エンガル絆(通称赤絆、青絆)

このデッキはメインの動きが似ているためまとめてご紹介します。
メインプランとしてはLv3、4やエンシェントデジモンで攻撃をしながら絆で高打点を生成、Lv3やエンシェントデジモン効果で出てくるハイブリットでトドメを決める動きとなります。
またどちらもメインの動きに完全体を必要としない分、受けオプションや新カードであるメモリーブーストを採用することで防御面も向上できているので、当時かなり強かった思い出があります。
エンシェントと絆が組んでいるのはこの時期だけですが、この後どちらも超強化されるハイブと組んで環境を暴れまわることとなります。

・ベルスター

こちらも絆と並んでBT6の目玉であるベルスターデッキです。
動きとしては紫メタガル(プロモ)と近く、高コストオプションを連打しながら盤面を作る形なのですが、BT6で7コストオプションが増え、紫以外の7コストオプションも使用できるベルスターモンの効果から、セキュリティがかなり強くなっています。
ただこの時点ではセキュリティの強いコントロールデッキの一つという立ち位置で、赤青絆と併せて環境の一角にはいたのですが、トラッシュ肥やしがなかなか難しかったため、どうしても準備が一歩遅れていた印象でした。
しかし、この後クラコレでアナログの少年、BT7でアイズモンスキャッターモードを獲得することで爆発的にトラッシュ増やしができるようになり、また7コスオプションは必ずベルスターを考えてデザインされるようになった、ある意味問題のデッキと言えます。(7コスオプションというだけで無理やり色を合わせて動かせるように調整できるタイプなので、青、赤などと形を変えて長い期間戦っていくことになります。)

・タイタモン

禁止カードなので設定できてませんが、
究極合体デジモンへの融合!を1枚入れていると思ってください。

BT6で登場した、紫Lv6枠です。
カオスデュークモンと近い動きが出来ますが、相手の盤面を触れない代わりに盤面展開ができるようになり、自身の火力が増した新しいデッキタイプです。
当時は受け札となる使いやすいフライバレットの獲得により紫自体の強化を得た事と、太一ヤマト+究極合体デジモンへの融合!でズワルトへ進化する動きの相性も相まって、盤面展開+火力出しを行うことが出来るので、こちらも当時多かったと記憶しています。
当時自分でSA+を持っていたデジモンも少なかったので、その点でもかなり注目されていました。

4.終わりに

今回はBT4~6を振り返ってきました!

このあたりでデジカは2周年を迎え、新規勢獲得に向けて色々と試行錯誤をしていた期間でした。デジモンの効果もそれまでと比べてかなり派手になって行ったので、一つの転換期を迎えた印象でした。

この後クラシックコレクションが登場しながら、問題のBT7が発売しながらインペ、マスティSTが発売され…と、全体的な強化が入りますが、それはまた次回に!

最後まで読んで頂きありがとうございました!リクエストあれば是非お気軽にどうぞ!!
またお会いしましょう~!それでは!

#3以降はこちらから!


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