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【映画】「ゴジラvsコング」みてきました。

※本レビューはネタバレを含んでおります。


さあ、とうとうその時がやってきました。

今年色んな映画がやりますが、今回やる映画は今年のある意味ではメインイベントといってもおかしくはない作品。

そう、あのゴジラシリーズの最新作であり、実はモンスターバース最終作になるのではないかともいわれている…あの「ゴジラvsコング」観てまいりましたよ~!!!


さあ、気になる評価!!


わかりやすく言えば…まあまあでした。


レジェンダリーゴジラシリーズ三作目である本作ですが、とうとうゴジラはあのキングコングとかち合うことになるわけですね。

まあ、でもね・・・だから何?というような映画なんですね。

いいところはいっぱいあるんだよ、ウン…。

前作「キングオブモンスターズ」(笑)のようなゴミクソ映画ではなく、まあ普通の映画に仕上がっております。

前作はね、一般人からすればマニアックだけど、ヘビー層のオタクからすればなめてんのか!!ドハティ!!!!というような内容だったんですね。

さらに原作オマージュはいいけど、その方向性を間違ってる。

また監督が気持ち悪い。

生理的に受け付けない映画でした。


だからまあ売れなかったと…。

売れないのも仕方ないんですよ、本当。

で、今回はどうなのというと…まあ薄っぺらでした。


まあ、いいところがあるとすれば、ゴジラのシーンが増えていた事ですね。

今までレジェンダリーのゴジラは影が薄いか、強さが全くみえてこないシオシオのパーみたいなやつでしたが、今回のゴジラは全然違います。

めちゃんこ強い。

米軍?キングコング?そんなのゴジラの敵なんかじゃないんだよ!!!みたいなシーンが幾度ともある。

これはやっぱみてて痛快ですよね。

今までのゴジラシリーズであまり描かれることのなかった水中戦!これが描かれるのは今までにない進歩でした。

特に尾を巻き付けてコングを海の中に引きずり込もうとするゴジラなんて滅茶苦茶怖いですねェ。

香港や太平洋上で艦隊に攻撃を受けてもビクともしないゴジラ、こういうのをみたかったんですよ。

そして、ゴジラが光線ではなく噛みついてぶん投げるとか爪で引っかきまくるみたいな獣じみたラフファイトが中心なのもよかったと思います。

ヒトに近いコングと獣に近いゴジラの対比がうまくできていて感心しました。

・・・・・ところが。


映画としてね、これつまんないんですよ。

何がつまんないって無駄に登場人物が多すぎるんですよね。

コングを追いかける科学者、ゴジラを追いかける陰謀論者で話が分かれてるんだけどこれらが一つになることはまずないんです。

こういう映画なら二サイドが一つになるとかそういう展開あるだろ?

・・・・ないんだな!これが!!


というわけで燃えるところがない。

あと、そうそうもう一つ欠点。

恐らくみんな誰もわかっていたことだが、何と本作ラスボスとしてメカゴジラが出てくる。

このメカゴジラであるが、デザインがヘボい。

しかも、その出方もあまりに唐突で必要性を感じない。

もっというと世界間にあまりあっていない。

巨大ロボが出せるならもっと最初のうちにやっとけよ、バーカ。という気分である。

総評として、映像は凄いがバカ映画としてはイマイチであり予想の範囲から超えることのない平凡な映画になっている。

点数は

55/100点


人間パートなら日本の「キングコング対ゴジラ」のが100倍面白いと思います。

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タコ部長、リアルでいるクソ上司って感じで最高ですよね!!!










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