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お金の使い方

お金の勉強

最近書籍で西野亮廣さんの「夢と金」を読みました。その前にはロバートキヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」、お金についての書籍って奥が深いな~と思います。
詳しく読んでない書籍で「zero with die」。
色々な方が紹介していて亡くなる時に使いきれなかったお金(資産)って、貯めたお金のうちの8割は使わずに死んでいく・・といった現実があるそうです。
ビジネス書は好きでよく買ったり借りたりして読むのですが、お金の本をたくさん読んでいるわけではないのでお金についての知識があるわけではないのですが個人的なお金の使い方、考え方を備忘録に綴っておきたいと思います。


お金に対しての考え方

西野さんの書籍では「お金が尽きれば夢も尽きる」お金から逃げてはいけない・・といったところから切り込まれていました。
私は今まで、幼少時代から現在に至るまで「お金が無くて貧乏」という思いをしたことがありません。貧乏という感覚、お金が足りないという感覚になったことがないのです。
幼少から小学校、中学校の頃はお小遣いも友人と比べて特段多い訳でもなく、欲しい物が全て手に入るわけでもありませんでした。
家族での外食も2か月に1度程度。
クラスの友人と話していると週1で家族で外食に行っている子もたくさんいました。
それでも家庭で食べるごはんは美味しいし、2か月に1回のファミリーレストランに家族で行くときには「幸せだ~」とか「最高においしい」とか思っていました。
それこそ、そんな少し贅沢な生活をしている友人に対しても、「うちは裕福だよ」みたいな恥ずかしいことを言っていた事を思い出します。
大学に進学しても寮生活で朝晩のごはんは特別なこだわりのある食事ではないにせよありがたくいただいていました。
アルバイトにも友人と行くことが楽しみで、手元にあるお金でしたいと思うことをしていました。
今でもそうです。
稼いだお金やお小遣いで、身の丈にあった暮らしをしていることが幸せであり、食べている物がご馳走だと感じています。
いい言い方をすると「足るを知る」といった感じですが、「もっともっと稼いで、豊かな暮らしを目指して」みたいな向上心が欠けているのかもしれません。
ですから、私のお金の考え方が正しい、などとは思っていません。

お金を守る


最近になって、知人や倫理法人会の倫友の方から株式やNISAの事などを教えてもらい、お金に対しての知識も少しついてきました。
例えば、持っている財産を100として100を銀行に預けるとインフレ負けして財産が目減りする可能性がある。
(物価が上昇しても銀行に預けている金額は増えないので物価上昇率との差分だけ財産が目減りする。逆に物価が下がればお金の価値が上がる)
物価上昇率以上に手元の財産を増やしていくにはリスクの分散がいいよ、みたいな話で、銀行預金30 株式投資30 外貨預金10 投資信託10 他20 といった感じに分散(この分散割合がベストかどうかは別にして)するといいとか、話を聞きます。
まだまだ、銀行預金(しかもあまりお勧めされていない地方銀行預金)の割合が大きいのですが株式投資や投資信託なども色々と始めました。
結果が出ているわけではありませんが、インフレ負けはしていない程度には守れていると思います。


お金の使い方

ここからが私の伝えたい事(私のお金の価値観の話)なんですが、私はスーパーに勤めています。
よくお買い物に来られる方からこんな事を言われたことがあります。
「値段は関係ないんだよ。わしが潰れてほしくない、潰れたら困る店で買い物をしているだけなんだよ。」
この男性老人の話は虚を突いていて、普段もよくこの話をします。
近くにドラッグストアが開店し、安いお菓子や日用品が大量に販売されています。地域の皆さんは、こぞって安いという理由でドラッグストアや、ディスカウンターとよばれるお店でお買い物をしています。
私の買い物は
①地元の小売で買う
 地元の小売店、チェーン店でも地元のチェーン店を出来るだけ利用します。理由は地元に税収が一番入るからです。また、その店で働く人の幹部や経営者も地元の人で地元にお金が回るからです。県外や国外のチェーン店や大手で買い物をした分は本社のある県や国に税収としてほとんど行ってしまいます。また経営者、幹部等、高給取りは県外の方がほとんどです。
②知人、友人の店を利用する
いわずもがですが、外食なども出来るだけ知人や友人の店、地元の方の店を利用します。旅行先でも出来るだけその地域の店(本社が県外にあるようなチェーン店ではなく)を利用するように心がけています。
③寄付やクラウドファンディング
ネットで買い物をする機会が増えましたが、その際も寄付が出来るクラウドファンディングを利用する機会を増やしています。
想いに触れる事で物への愛着も出来るので、地元のクラウドファンディングが優先ですが、想いに共感すれば県外でも購入しています。
④環境に配慮
ノープラ生活でも触れましたが、基本は「買わない」事です。そして買うときに、すぐ捨てたり(使い捨てだったり)環境に配慮されているかを考えています。

もちろん、これらを完璧に考えて、それ以外は使わない、なんてことはありません、マクドナルドを利用することもあります(笑)
そもそも、ドラッグストアを利用することを否定しているわけでありません(笑) 簡易な風邪薬や目薬、湿布やスプレーなどはドラッグストアを利用しています。

応援消費という文化

子ども食堂にフードロスの物を提供したり、イベントを開いたりするのが好きなこともありますが、人やコミュニティを応援することで自分自身も救われていると実感しています。
なので、お買い物、消費では「応援消費」を心掛けています。
この人の、こんな想いの、こんな意味のある
そんな商品を手に取ったり、食べに行ったりしたいと思い、実践しているつもりです。

「買う理由が値段なら、やめておけ」

「かわない理由が値段なら、買え」

そうなんですよね。
お金の話をしておきながら、最終的にはお金じゃない、にたどり着きます。
安物買いの銭失いとも言いますが、同じものを買うにしても値段がどーのこーのいうより、応援したい店で買い物をする。
そんなシンプルなお金の使い方をお薦めします。
収入が少なければ安い物を探して買うのではなく、そもそもの買う量を吟味して減らせばいい。そんなイメージです。(正に私がこれ)

それがいずれは自分に返ってきます(その店が潰れない、潤うことで返って来る。地域がよくなる)
買い物は投票ですから。
お金を使うことを学び、使い方にも気を付けていきたいですね。

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