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      • 銃剣士

        地下都市 戦いの最前線で戦わされ、道具同然のように扱わされて捨てられて新しく追加される。 配属されたときから分かっていたことだがここまで酷い扱いだとは思わなかった。 かつてはそうだった。少なくともアスベルが隊長を勤めていたときは今よりも現状は酷かった。 増援を呼んでもまず来てくれない。そんなものに浪費してたまるものか。そんな時代だった。 死んでもその場を守れ。それが突撃部隊(お前らの)役割だろ。 そして数年前、なんの前触れもなくシンが隊長としてやってきた。 最初は若

        • 銃剣士

          戦争 既に馬を走らせていたシンは標高の低い山を走っていた。 弾薬はそれぞれマガジン一つ分のみ。合計14発。それにぎこちなく収まっているロングソードに鞘から外れそうなバスターソード。 ホルダーは両太ももに固定。いつもと違う感覚にもどかしさを覚える。そして弾薬だ。弾薬は急いで南側の市場でマガジン1個分だけ購入つけで) 顔が冷たい。半ば脅しで奪った銃弾。銃の使い方は一切わからない。それでも使わないとこちらが死んでしまう。なんとなくは店の男から教えてもらったがそれを実行できるか

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        • 銃剣士
          6本

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          銃剣士

          マナ アスベルが扉を開ける。 耳に障るような音をたてて二人は中に入った。 天井は高く、その天井には豪華で大きなシャンデリアが付けられてこの空間を明るく照らす。 蝋燭を交換するときは、ワイヤーで吊るされており必要シャンデリアが降りてくる仕組みになっている。 勿論役目は動く駒。 駒。この言い方が嫌いだ。とっとと滅べばいいのに。 床より一段高くなった玉座でルシーア国の現在の国王、ベルヴォル・カーデス・ルシーアが足を組んで座っている。 険しい顔がいつもより険しくなっている。

          銃剣士

          プロローグ 戦争というものはいろんな形がある。宗教戦争、国同士の戦争等。種類は豊富だ。それを食い止めるか、拡散させるかは国王やその兵士次第である。そこで登場する者もいる。ヒーローみたいな存在。それをうまく手駒にしてしまうのが国王である。 この物語は一人の青年の復讐劇の物語である。 第一章 蒼い目 蝋燭も灯されていない暗い部屋。窓はない。外と繋がっているのは廊下への扉のみ。 そんな暗室には薄っすらとみることができるガカスケースに並べられた数本のワインとベッドが一つと、

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