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アマビヱ  ー疫病退散祈願ー

 いつも観ている日曜美美術館ですが、今日は妖怪のお話のようなので、歯を磨きながら横目でチラ見。

 「アマビヱ」と名乗る怪物が毎夜、光っておりました。そして、6年の間は豊作が続くが、病気が流行するので自分の姿を写して見せるように、と告げて肥後の国の海中に。

 この「アマビヱ」のルーツは「アマビコ(海彦、天彦、尼彦)」とされています。カタカナの「コ」を「ヱ」と間違え、「3本足の猿の姿」が「人魚のような姿」になったとか。

 ネットで検索すると、この「アマビヱ」、妖怪ファンには知られた存在で、武漢肺炎の沈静化を願う「アマビヱチャレンジ」によって一躍有名になったとのことでした。

 有効性が確認されている「アマビヱ」ならぬ「アビガン」によって、一日も早く疫病から逃れられる日が来ますように。

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