高齢者とテレビ視聴
総務省情報通信政策研究所は、25日に情報通信メディアの利用時間に関する2020年度調査の結果を発表しました。
休日では、「テレビ(リアルタイム)視聴」が223.3分で、「インターネット利用」の174.9分を上回っていますが、その差は縮まっているようです。
そして、平日の「インターネット利用」が168.4分となり、調査を始めた12年度以降、初めて「テレビ(リアルタイム)視聴」の163.2分を上回りました。
今回、新たな試みとして70代の男女282人を対象とした調査も実施。70代では、「テレビ(リアルタイム)視聴」が平日352.3分、休日375.9分と、いずれも圧倒的な首位。
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では、年齢別人口×投票率を計算してみましょう。
2020年における70歳以上の人口は2791万人で人口比率は 22.2%。2017年における70歳以上の投票比率 60.94%から計算すると、約 1600万人がTVの影響を受けて投票することに(笑)。
同様に、
60代は1700万人に投票率72.04%をかけると約1200万人。
50代は1500万人に60%をかけると、約900万人。
40代は1900万に50%をかけると、約950万人。
30代は1500万に40%をかけると、約450万人。
20代は1200万に30%をかけると、約350万人。
TVをあまり観ない20代から40代の合計は約1750万人。
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総務省の調査結果を知るまで、なぜ、TV局がおもしろいグラフを作る理由がわかりませんでした(笑)。
年寄りは52%と48%のどちらが大きいかすら判別できないし、疑わないって思っていたんですね、TV局は(笑)。
過去にもおもしろいグラフはありましたよ。
https://note.com/gashin_syoutan/n/n848724a6f902
https://note.com/gashin_syoutan/n/n9afabc6037ba
疑り深い 1750万人より、疑うことを知らない 1600万人を取り込む方が効果的ですよね(笑)。こうして、マス53の労働組合が推す政党は高齢者に支持される(笑)。
「年寄りをバカにするのもいい加減にしろ」と思うのはオイラだけ(笑)?
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