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トピックス

菅首相が退陣を表明してから株価が上がったとのこと。

でも今日の記事は、「TOPIX」Tokyo stock Price Indexではなく、話題という意味のトピックス


オイラ、今週の土曜日(11日)に2度目のワクチン接種を予定しています。

ねー、トピックスでしょう、ってウソ、ウソ(笑)。

接種に踏み切ったのは娘の「もし、孫の〇〇ちゃんが感染しても気づかず、ジジに感染させてしまった場合、自分たちは自責の念に苛まれる」との言葉が引き金になったから。

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さっそく、親友(=医者)に相談したところ、最新の医学的トピックスについて教えてくれました。「いいか、TVのワイドショーや、いかがわしい政党の主張には騙されるな。正しく恐れろ」との言葉を添えてね(笑)。

PCR検査陽性時の Ct 値はウイルス量と伝染性の代用として用いられるが、感染力を的確に表すものではない。よって、ワクチン接種後の感染例と未接種の感染例の Ct 値が類似しているからといって、感染性が同じとは言ってはいけない!! 理由は、感染暴露後のどのポイントで検査を受けたかに加えて、検体の品質が Ct値 に影響を与える可能性があるから」と。
また、「米国 CDC の調査結果は、ワクチン接種した人がデルタ変異株(以下、デルタ株)に感染した場合、未接種の人と同じくらいウイルスを広めるとなっているようだが、根拠としているのが Ct 値の比較。しかし、上述のように、Ct 値感染力を的確に表すものではない。むしろ、ワクチンは入院や重症化、死亡を防ぐ、と考えるべきだ」とも。
さらに、「デルタ株に暴露されてからPCR検査で陽性と出るまでの期間は4日で、武漢株6日と比べて短い。つまり、デルタ株は細胞に侵入しやすく、複製が速く、ウイルスの拡散を起こしやすい」と。

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正しく恐れろと言われて思い出すのが、ながた師範の記事。

https://note.com/nagata_s/n/n2b7c0aa377f8?magazine_key=m7c3f0ca83ba1

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厚生労働省は9月末にも、グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発した新型コロナウイルス感染症の中和抗体を点滴投与する「ソトロビマブ」を特例承認する方針。感染防御に働く中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた「抗体カクテル療法」(「ロナプリーブ」)に続き、軽症・中等症患者向けの治療薬としては国内で2例目。
対象は酸素投与を必要としない軽症・中等症の患者のうち、重症化リスクが高い患者。臨床試験では、入院や死亡を79%減らす効果が確認され、感染力が高いデルタ株などに対して一定の効果を示す可能性もあるという。

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まとめです。

デルタ株は感染力が強く、従来株の2倍以上の伝染性を持つとされており、デルタ株に感染すると入院する確率が高くなり、死亡する人の大部分はワクチンを接種していない人とのこと。
Ct 値はウイルス量と伝染性の代用として用いられますが、感染力を的確に表すものではありません。
ワクチン接種しても罹患=ブレークスルー感染しますが、感染する確率はワクチンをしていない人より少ない。また、ブレークスルー感染では、感染性はあるものの、ワクチンをしていない人に比べてウイルス量(遺伝物質の量)がより速く減少するわけですから、ウイルスを拡散させるリスクは低くなります。

正しく理解し、正しく恐れながらパンデミックを収束させるためには、マスクを着用し、ワクチン接種率を上げ、感染伝播を止めることのようですね。

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ただし、まる山あつ子ちゃんのように、ワクチン接種で副反応が強く出る人に2度目の接種をしろと言うつもりもありませんよ。むしろ、あつ子ちゃんには、中和抗体を点滴投与する治療法の目途がついたことを知らせたかったんですから、誤解のないようにね。

https://note.com/yama_neko_ken/n/nd7388b221df9

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