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すっぱいブドウ

転倒でおった擦過傷に使って、家にあるバンドエイドを使い果たしてしまった私。雨が降る前に、ドラッグストアに走ります。まずは、駐輪場の前にあるドラッグストアでバンドエイドを🩹購入。

写真のような優れものを手にした喜びを心に秘め、隣の100均へ。孫が頭ゴッチンした時にケガをしないようにと、ぶつかり防止クッションの棚を目指します。

すると、絆創膏テープが目にとまりました。それも、従来型だけじゃなく、傷を早くに直す優れものまであるじゃないですか。帰宅して、そのことを奥さんに話すと、「100均のは粘着力が弱いのよ、きっと」って、慰めてくれました。

イソップの童話に『すっぱいブドウ(キツネとブドウ)』があります。手の届かないほど高い木の枝にブドウを見つけたキツネは「どうせあのブドウは酸っぱくてまずい」と、ブドウをあきらめて立ち去ってしまう物語。

キツネには、ブドウをあきらめた時、認知的不協和という不快な感情が起こったはずです。でも、自分にとって不都合な事実を放置したままだと気持ちが落ち着かない。

そこで、自我の防衛機制を働かせます。「ブドウはまずい」という不合理な説明による自分の行動の正当化。「好きだから買う」ではなく、「買ったから好き」も同じ。

ということで、昨日からわが家では、100均の絆創膏は粘着力が弱いということになりました(笑)。

注:最後のところは、偏った憶測にすぎず、事実と異なる表現となっておりますが、文脈をみれば、悪意のないことを理解して頂けるはず。決して、部分を切り取って印象操作に使わないよう、お願い致します(笑)。

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