梅雨が明けて、晴天が続きます。娘に頂きモノを届けてから、自転車で大戸屋へ。定番の黒酢あん定食を食べたら、腹ごなしに、門前町にあるみたらし団子屋さんに移動。
もちろん、お目当ては、かき氷。この店のかき氷を食べなきゃ、我が家の夏は始まりません(笑)。
店の謳い文句は、「雪のようにしっとりした氷に、シロップではなく氷糖蜜を使用している」です。
氷糖蜜: 氷砂糖を作る際に塊になれなかった蜜を分離機で分けて得られる透明の糖蜜(高濃度の砂糖水の濾過液)のこと。
シロップ: 粘稠性を伴う濃い砂糖水、または、果汁に砂糖を加えた飲料。語源はアラビア語で「飲み物、ジュース」を意味する「シャラーブ」とこれを基にしたラテン語の「シロプス」。
両者の違いがどこにあるのかについては、よく分かりませんが、とにかく美味しい。氷はきめ細かく、量もちょうどよくて、値段は400円ほど。
扇風機に当たりながら、女将さんや息子さんと自転車談義に花を咲かせながら、甘くないみたらし団子を一本。この甘くないみたらし団子、一度食べたらクセになる(笑)。
見てください。スプーンにも歴史を感じるでしょう。創業はオイラの母親が生まれた年。つまり、100年近くのの歴史があるんです。
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午前中に娘の家に届けた頂きモノが泉州名物の水なす浅漬け。塩分がなす全体に染み渡らないうちに、早めに頂きましょう。朝ごはんだけじゃなく、夜はビールのツマミとしても最高。
ここで、泉州について、少々、解説を。
津田宗久、千利休、坂田三吉、与謝野晶子を輩出し、東洋のベニスと称えられた堺は、和泉、摂津、河内の三国にまたがるから「堺」。
堺には方違(ほうちがい)神社が三国山(今は三国ヶ丘)に鎮座。三国のいずれにも属さない、すなわち方位がない、方災を打ち消す堺という土地に立つ方違神社が信仰を集めたのは、方角が悪くて生じる災いを祓(はら)ってくれるから。
泉州は和泉国(いずみのくに)の別名で、八世紀半ばに河内国から分かれて成立。そして、毎年、泉州名産の水なすが、我が家の夏の1ページを彩ってくれています。
今回のオリンピックでは、日本選手が水なすならぬ、 ミスなす で、たくさんのメダルを獲得できますように。
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