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【3つのセルの入力で】スプレッドシートで九九表をつくる(発展編)【Googleスプレッドシート】【関数】

こんにちは、過去二回「絶対参照」「オートフィル」を使った九九表の作成をご案内してきました。

この方法はエクセルでも共通して使えます。表計算ソフト共通の基礎スキルといっても過言ではないです。
列だけ固定するのか、行だけ固定するのか、行も列も固定するのか、
自分で試してみながら絶対参照を使えるようになりましょう。
他の方が作った計算式なども読み込めるようになると自分の作りたい表ができるようになります!
今回は、Googleスプレッドシートの機能を使っての発展編です。

オートフィルでは、9*9=81セルを埋めないといけないが、この方法だと3つのセルを入力するだけで完成します。

さらに言いますと、100*100=10,000セルの表を作るときでも「3つのセル」へ計算式を入れるだけで、表が完成します。

入力箇所

①タテの起点「A3」

 列に沿って、1,2,3,4,5・・・と数値を入れていく値です。  =ARRAYFORMULA(ROW(A3:A11)-2) 「A3」から「A11」の範囲に、「行数ー2」を値として反映するという計算式です。  もっと範囲を広げたければ、「A11」の数字を大きくしましょう。

②ヨコの起点「B2」

行に沿って、1,2,3,4,5・・・と数値を入れていく値です。
=TRANSPOSE(A3:A11)
ここは①と同様、の方法をとるとすれば。
 =ARRAYFORMULA(column(B2:J2)-1) でも同じ表現になりますので、それはそれでお試しください。
A3からA11と同じ値を行列転換できるTRANSPOSE関数を使ってみましたが、お好みで。
個人的には指定する範囲の数が少ないほうがメンテナンスがいいかなと思いました。

③最後に表の起点

=ARRAYFORMULA(A3:A11*B2:J2)
これで、81セルに展開されます。
どうなってるかはよくわからなくても、「あ、できるんだ」って感想で充分だと思います。

まとめ

ひとつのセルに入力すると、値が展開される。
昔のエクセル・スプレッドシートではなかった考え方だと思います。
配列の展開が基本機能となっていってます。一歩上の使いこなしには必要となる関数だと思います。
1つのセルで値を展開、こんな記事もご参考くださいませ。




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