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【超初心者向け】Salesforceの超概要

「Salesforceっていう名前は知ってるけど、具体的に何ができるのかわからない」
「Salesforceを導入することになったけど、正直何もしらない」そんな人にもわかるようにSalesforceの基本をご紹介します!

そもそもSalesforceってなんぞや

この記事を読んでいる人の中には、Salesforceなんてものは初めて聞きました!会社で導入することが決まったけど正直さっぱり知らない!なんて方もいらっしゃいますよね。

Salesforce公式では、こんな風に言ってます。

Salesforce は、より多くの商談を成立させ、想像を超えたサービス体験を提供するためのクラウド型ソフトウェアを提供している企業です。

私たちの CRM である「Customer 360」は、営業やカスタマーサービス、マーケティング、EコマースからIT部門まで、全員が顧客データを中心に仕事を進めることを可能にします。

https://www.salesforce.com/jp/products/what-is-salesforce/

簡単にいうと、Salesforceでは商談の管理や、取引先の管理、カスタマサポートの機能、などなどなど!!
様々な機能を持った複数の製品たちの総称のことをSalesfoceといいます。

Salesforceには複数の製品があるのですが、いったんここでは深堀はせずに
ここでは、

Salesforceは営業支援ツールのことなんだな~😊

くらいのざっくり感で行きましょう!

具体的に何ができるの

Salesforceが営業支援ツールなのはわかったところで、じゃあ具体的に何ができるの?というところですが、あげだしたらきりがないくらいSalesforceでは色々な事が出来ます。
今回は代表的なSalesforceでできる事をご紹介します。

・営業活動情報(訪問・電話・メールなど)の履歴を管理できる

Salesforceでは誰が、どこの会社(人、案件)でどんな事をしたのかをSalseforceだけで管理することが出来ます。
今までだったら、todoはtodo管理用のアプリで、予定はGoogleカレンダーに入れて、訪問の結果やメールの内容は随時報告書を作成して、、、といった感じでいろいろな場所で管理していた内容をSalseforceがあればすべてSalesforceだけで管理することができます。

また案件の管理機能もあるため、案件の進捗率も確認でき、案件に対してどんなタスクが残っているかなども担当者に聞かなくてもSalseforceを開くだけで確認ができます。


・予実管理
今まではExcelで管理していた売上目標と売上結果もSalesforceがあれば簡単に管理することが出来ます。
Excelで管理していると、Excelを壊す人がいて本当に正しい結果が表示されているのかわからなくなってしまうなんてこともありましたが、セールスフォースではそんな心配もなく管理することが出来ます。
またグラフなどで表示することができるので、数字がただ並んだExcelよりも視覚的に確認することができるので達成状況などもわかりやすくなります。

・売上の分析
Salseforceに実績のデータを残しておけばQ単位での売り上げや、担当者別の売り上げも管理することが出来ます。
過去のデータと比較してどうなのか、どんな商品が今年は売れているのか、営業マン毎での売り上げはどうなのかなど、営業会議前に必ず必要になるデータをSalseforceを開くだけで確認することが出来ますよ。

他にも、見込み顧客の管理や、カスタマサポートの機能、ポータルサイト機能、ボット作成機能などセールスフォースではできる事がたくさんありますが、ここでは割愛させていただきます。

また、カスタムで貴社独自のデータの管理や機能の追加もSalesforceなら実装することができます!

他のサービス(Kintone)と何が違うの?

Salesforceがいろいろできる事はわかったけど、じゃあ他の営業支援ツールとは何が違うの?というところですよね。

よくSalseforceと比較されるKintoneとは何が違うのか比較してみましょう。

価格

❌セールスフォース
⭕キントーン
価格は圧倒的にキントーンの方が安いですね。
キントーンは月額料金780円(1人)~なのに対し、セールスフォースは3,000円(1人)~※と結構お高め。
※LPP、LPSのライセンスはもう少し価格が安いですが、このライセンスだけでは契約できないので除外

価格だけで見るとキントーンの方がよくない…?となりますが、キントーンではできないこともたくさんあります。

kintoneでできないこと

取引先のデータと営業マンのデータと案件のデータで繋がりがないため、取引先別、営業マン別などの切り口でデータを見ることが出来ないなどがあります。
例えばいま見積書作成のフェーズになっている案件を取引先別に見たり、営業マンが抱えている案件の一覧を見たり。。といった俯瞰的にデータを見ることが出来ないなど、実は価格が安い分できないことというのも実はあるのですが、セールスフォースではkintoneでできる事はたいていのことが実現ができ、またkintoneでできないこともSalseforceでなら実現することが出来ます。

実際に弊社のお客様でもkintoneを利用していて、セールスフォースに切り替えたお客様がいらっしゃいますが、やはりセールスフォースの方が案件の管理や商品管理がしやすいとおっしゃられていました。

kintoneがいいか、Salesforceがいいか

kintoneはシンプルな機能で必要最低限の管理がしたい場合には大変優れたツールであると思いますが、自社独自の営業アプリとして利用するのであればSalseforceがおすすめです。

Salesforceの製品

Salesforceは実は1つの製品のことをSalesforceというのではなく、複数の製品たちの総称をSalesforceといいます。
Salseforceには下記のような製品があり、導入する会社にあわせて製品を選ぶことが出来ます。

Sales Cloud…営業支援。新規顧客の獲得方案件の管理など
Service Cloud…カスタマサポート。問合せやチャットの管理対応など
Salesforce Field Service…顧客の機器管理や保守、改修などの業務管理
Financial Services Cloud…保険業界向けの製品。手続きの簡略化など
Account Engagement…見込み顧客の獲得のための製品。顧客のトラッキングやスコアリングが可能
Marketing Cloud…メールやSNSなどのマーケティングに特化した製品
Tableau…標準のsalesforceではできないデータの加工が可能

一部抜粋ですが、このような形で会社の業種や解決したいことに特化した製品があるのもSalseforceの特徴の1つです。

Salesforceをもっと詳しく知りたいなら

ここまで超概要をざーーーくり紹介しましたが、こんなんじゃ全然わからないと思います。

セールスフォースをもっと詳しく知りたい方や最新の機能について知りたい方は、毎年行っているワールドツアーに参加してみてはいかがでしょうか。


ことしの開催はもう終了してしまいましたが、アーカイブ配信は無料で閲覧することが出来ます!
セールスフォースの最新の機能や、他社の活用事例など実際にどんなことが出来るのかを参加企業の話を聞いてイメージをもつことが出来ます。

24年のワールドツアーでは、Einsteinと呼ばれるAIの機能についての話が多かったように感じました。
普通ならエンジニアにしかできないAIの開発もSalesforceならノーコードで開発することが出来てしまうのがすごいですよ。。。

もっともっと上を目指したいあなたは…

セールスフォースには認定資格という制度があります。

資格を取得すると製品についての理解も深まりますし、私どものような開発ベンダーに依頼しないでも、自社にあわせた機能の開発も可能になります。
よりセールスフォースに詳しくなりたい方や、会社でシステム管理者を任された方は認定資格の取得を目指してみるのもいいかもしれません!


【参考サイト】


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