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引き続き、ドイツの離婚の話諸々

先日話したイタリア人男性、フローが紹介した弁護士を雇い相談したところ、相手方の弁護士の違法性に気づくことができ、即刻家を出ていかなくてもよくなった。

弁護士探しは賭け。

ドイツにはいろんな国からの自称、弁護士資格を持っている、という人達が入り込んでおり、確かにドイツと各国間で取り決めがあって、まるまる同じ資格が使える国と使えない国があるはず。

だけどね、とにかく口から出まかせな弁護士も大変多いので、弁護士探しはある意味賭けになります・・・。

離婚は50・50

ドイツでの離婚って一方的に損することはほとんどないと思う。
離婚に至ることになった理由は喧嘩両成敗。年金も50・50保険も50・50全て50・50に分けられるので、家のローンなど負債も50・50ですわ。

さらに年収から子供の養育費が計算されるので、ものすごくもらえるケースと最低限しかもらえない場合があるので、夫の収入が低かったらそんなもらえないから、狸の皮算用をしないように・・・。更に子どもたちが夫のところで生活することになったら、妻が払うことになる場合も。とにかく収入次第、こじれ次第で変わってくる。

別居期間の設定マスト

1年間の別居期間が必要。うちみたいに両者の口裏合わせで、別居期間を短縮することもできるが・・・。
同じアパート・家の中で別居可能。ただし、生活は全くの別にしないといけない。ご飯、洗濯、掃除、全てね。
お友達のところは、地下に客間があったので、そこに自分が生活したって言ってたよ。うちは、4部屋あるアパートで、1部屋が玄関脇にあったので、そこにやつがいた。最初から子どもと生活する気もなかったということね。

慰謝料はなし。

先にも書いたように離婚は喧嘩両成敗なので、離婚の話が出る時点で、関係を壊れていたとみなされ、別居期間中に多くの人は次のパートナー探しを始める。

ドイツでの離婚は、本当自分の生活を変えたいから、と考えてほしいな。生活は自分で。手続きが面倒臭いのは世界共通。離婚後の名前は各自で勝手に決められてしまうので、私の元夫みたいに私の姓をしゃーしゃーと名乗ることも可能。
日本人女性の場合、ドイツ名を名乗った方がまず目立たないし、便利だと思う。けど、私は日本名。

離婚は確かにエネルギーがいるけれども、文句だらけの生活を続けるぐらいなら、少し勇気を持った方がずっとましな生活が待っていると思ってる。人生は短いからね。