⑥初めての器械出し
はい、こんばんわ!
本日は診療科オリエンテーションを終了し、
初めての器械だしを行った事についてです。
1番初めにやった器械出しって、ずっと頭に残ってるモノになるんじゃないかなと思います。
私は耳鼻科のリンパ節摘出でした。
耳の後ろ側にある3センチぐらいの膨れたリンパ節を取るって手術でしたね。
今思えば、何でこんなに緊張したんだろうと思う手術ですけど、とっても緊張しましたね!
事前学習して臨みますが、どうやって手術が進行していくか全然イメージできず。前日は頭を悩ませて当日を迎えました。
これは、後輩としてのルーティンなのですが、
初めて入る手術は必ず同じ部屋の先輩に
先輩への声かけ
①今回の手術は初めてなのかどうか、
2回目以降は前回の評価・進行状況伝えておく。
②事前学習の時点でわからない事聞いておく。
③明日よろしくお願いしますの挨拶🤝。コレが1番大切
を伝えておいた方が良いです。
コレでやる気を見てくる先輩とかも居ますからね。
まぁ大切です!患者さんにとっての手術はどんな手術でも人生にとっての1大イベント!しっかり事前に打ち合わせしておく事で、自身のベストパフォーマンスを発揮できるようになりますから。
ということで、その日は
めちゃめちゃ早く手洗い(手を洗って清潔な状態になること。)に行かせてもらいました。(患者さんが手術台で横になった瞬間)
手洗い前
①コンテナを開ける、器械板を覆ってる布を剥がす。
②水物(生食・ポビドンヨード)をカップに入れる。
手洗いに行ったらまず、器械板の整理から始まります。
使用する物品から用意しながら、器械カウントして行きます。
手洗い後準備
①消毒の準備
②ドレーピング
③局所麻酔を吸わせてもらう、ガーゼカウント
④メス刄をつける
⑤機械をカウント・破損ないことを確認しながら
モスキートに絹糸をつける。
⑥検体を受け取る準備(吸収紙を生食で濡らしておく)
こんな感じで、初めて入る手術は、
手洗い前・手洗い後・執刀後で紙にまとめてました。
そして土日の休みを勉強に費やして
ストレスを溜めました。笑
学生時代よりも社会人になって、勉強で土日がこんなに潰れるのかよお!って怒って。夏ぐらいまで、遊んでても勉強やらないと!って不安になってしまう自分がいました、、(どうかしてるぜ!)
執刀後
①メスで皮膚を切開
②リンパ節の目標地点まで剥離and結紮
③検体摘出
④洗浄
⑤ガーゼカウント
⑥閉創
⑦ドレッシング
耳鼻科の手術って先生2〜3人がスタンダードに手術に入ります。頚部郭清とかになるともう少し人数増えてたりするのです。当日はこんな感じ。
人数が多いってことは、器械出し看護師に請求される事が多くなるって事です。(一気に3つのもの請求されたり。)慣れれば、みんな出来るようになるんですけど、
初めはみんなテンパってしまいます。
私もそうで、前立ちしてくれてる先輩がほとんど器械を渡していました。
私、何もできないやん。って
結構悲しかったの覚えてます。笑
しかも小さいリンパ節で、あっという間に終わって
何がなんだかわからず実践終了していました。
初めの頃は、
マスクしている先生の声が聞き取りにくい。
何を請求されているかわからない。
物を出す事に必死で術野が見れてないから先を読めない。そして、怒られる。
でも、ここでめげないでください。
そして、予習より復習がマジで大切です!
怒られた事、注意された事、難しかった事、発見した事、事前学習のノートに書き加えてください。
無いなら、やった事はまとめておいた方が良いです!
コレが後々役に立つのです!
4年目になって小児ヘルツの器械出しでも、
予習3割の復習7割で勉強してます。
1年目の頃は沢山あーって幻滅しますが、
そこで大切な同期の登場!
お酒を飲み、悩みを相談し、絆を深めるのです。
ずいぶん同期と仕事終わりに飲みに出かけました。
先生にご飯連れて行ってもらったり。
先輩に沢山お肉食べさせてもらったり。
社会人、嫌なことばかりじゃないじゃん!
って私は思えました。
そして褒められる事に、心をときめかせてください。
ふうううう。疲れた!
今日はここまで!
頂いたサポートは活動費へ!本当にありがたい話です、期待応えられるように切磋琢磨します🐒。