2023年

2023年は、気に掛け気に掛けられる1年だった。いつもなら悩む悩む生活になってしまう。それが無かった訳では決して無いけど、今年は少しマシな方に変われたかしら。



ライブに行ったり音楽を聴いたりしてると、不思議と内省する機会をもらう。感情のフィードバック。カタルシス。自己投影?
私が抱いている感情にさらに上乗せして返してくれて、抱きしめてくれるような音楽が好きだ。だから、ライブって自分の調子も関わってくるんよな。
はたしてそのバンドと向き合っているのか、自分を投影しているだけじゃないのか、と考える。いつか感情移入しなくなったら自分は離れてしまう?と思うけど、そういうのはまた別の機会に考えておこう。
解釈違うかもそれないけど、カネコアヤノが恋に似た何かだなと歌っている。本当にそうだと思う。
求めているものをくれなくなったらどうする。それまでだと言って離れていく?好きじゃなくなってもそばにいる?それとも好きなまま離れる?これ何の話?恋か愛の話?
激アツなライブで、「お前はわかってくれんのか!助けてくれよ!本気で聴くから本気で来い!」と思いながら聴いている時がある。さすがに全部をその気持ちで臨んでいる訳では無いけど、そんな気持ちにさせたバンドは優勝です。最高。




あと、周囲の人たちと考えていることを話し合うことも人生必須事項だなと実感した。
いつからか自分の気持ちをうまく伝えられない。その力が絶対必要な訳では無いけれど、持っていれば生きやすいとは思う。
伝わらないことに傷つきたくなくて期待するのを避けがちだけど、私はもっとちゃんと知ってもらうとか伝える努力をすべきだ。そうしないと、伝わらないが当たり前になってしまう。
ただ、弁明したり伝えるためのエネルギーがない人もいるから、想像できるというか配慮できる人になりたい。みんな、言わないだけかもしれないもんな。

みんなが最期まで何度も救済され続けなければならない。人の気持ちを考え合う。助け頼り合う。泣かせ合う。笑い合う。抱きしめ合う。何度も。誰かがいることが自分の存在確認の方法だ。



本当に分からないことだらけだし、頑張ってもだめなことばかりかもだけど、何とかしようと思う。
手つかずの1日が始まること。何の意味もない日々があること。それが絶望ではなく、どうか希望となるように祈る。

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