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大人になる

大人ってなんだって話

成人したヒトは身体的大人の境界線だと思う。ただし、身体的には大人とされている人間でも、精神や言動、善悪の判断などが子供のままの人もしばしば見受けられると思う。そういう人に対しては「子供だなぁ…」と思う。それに対して精神的に自立していたり、リーダーシップがあったり、包容力があったり、寛容な心を持ち合わせていたりする身体的には子供な人間もいる。そんな子に対して抱く感想は「大人だなぁ…」に限る。

大人の基準ってすごく曖昧で不確かで不明瞭で可変的で掴みどころのない靄みたいなものなんじゃないかって思うんです。


身体的に大人になり、世間体的にも就職しなきゃいけない年齢になり、とうとう社会的にも子供のままではいられなくなってきたなと痛感する日々です。

じゃあ大人になるためにはどうすればいいんだろう。どんな人が大人なんだろう。私はどんな人を見て大人だなぁと感じるんだろう。

なんて考えて、大人って自分で自覚してなるのではなく、誰かから大人であると認識されることでしか大人になれないんじゃないかって。

例えば、しっかり者で気配りもできて仕事もできる年下のあの子は私から見ればちゃんとした大人だ。なんなら私より大人だなと思う。でもこれって私が「あの子は大人だな」と思ってるから大人になってるじゃないですか。あの子自身は「おれはまだまだ子供だ」って思ってたらあの子視点では大人にはなれてないわけで。

逆も然りで、本人は自分は大人と思ってても周りがその人こことを子供だと思っていれば小学生が「僕お兄さんだからできるよ!!!」って言ってるのとさして変わりはなくなるんじゃないか?例えばそれが中肉中背で髪の毛の薄くなったチビなおじさんでも。


自分一人で大人にはなれないし、大人になるには周りの人たちに認められなければ行けないし、大人になるって大変だなって。


会社などのふさわしい場では大人として振る舞って、遊ぶときはまるで社会の  "し" の字も知らない子供のように振る舞える人間になりたいものです。

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